ユーザーインタビュー: 実施の理由・方法・タイミング ニールセン博士のAlertbox 2019年5月23日 ユーザーインタビューは、すばやく容易に実施可能なことから、ユーザーからのフィードバックを得る手法としてよく利用されている。この手法は、ユーザビリティに関してではなく、自分たちのデザインについてのユーザーの認知を知るために利用しよう。
UX評価値の意味するもの-ERMデータを読む- 黒須教授のユーザ工学講義 2019年3月26日 ERM(経験想起法)に見られるUX評価値の時間軸に関する変動は、最近の評価による影響が大きい。現時点での評価は「総評」的なものが多く、過去のエピソードを探らずに現時点だけの評価を求めたのでは、人々の経験値を理解することは困難である。
設計中にも使えるUX予測評価法 黒須教授のユーザ工学講義 2018年12月26日 UXの一部、感情的な側面についてなら、設計中にUXを予測的に評価することは可能と考える。ここでは、仮に感情グリッド改良版と呼ぶ手法を紹介しておこう。この手法を使えば、ウェブサイトの画面の印象がちょっと強すぎるかな/弱すぎるかなといった点が分かるだろう。
被験者間と被験者内の実験計画 ニールセン博士のAlertbox 2018年11月13日 ユーザーに参加してもらう調査において、グループ間計画は学習効果を軽減する。一方、反復測定計画を用いれば、必要な参加者を少なくして、ランダムノイズを最小限に抑えられる。
定量的なユーザー調査手法:概要 ニールセン博士のAlertbox 2018年10月29日 製品のユーザーエクスペリエンスについての数値データが必要なのに、何から始めたらよいのかわからない、ということはないだろうか。まず必要なのは正しいツールを選ぶことだ。最もよく使われている定量的手法のリストを確認しよう。
親和図法:UX調査の結果やデザインアイデアを協力して分類する ニールセン博士のAlertbox 2018年9月11日 親和図法は、長い間、ビジネスで大量のアイデアを構造化するのに用いられてきた。UXの分野では、この手法は調査結果を構造化したり、アイデア発想ワークショップでデザインアイデアを分類するのに利用される。
定量と定性のユーザビリティ調査タスクの作り方 ニールセン博士のAlertbox 2018年8月21日 ユーザビリティ調査はすべて、参加者にタスクの実行を依頼する必要がある。しかし、正しいタスクの作成方法は利用する手法によって異なる。定量調査向けの良いタスクは、具体的で明確だ。一方、定性調査向けの良いタスクは、オープンエンドで、柔軟で探索的である。
原典への旅(2):KJ法と『発想法』その2 黒須教授のユーザ工学講義 2018年7月17日 今回は、KJ法の基本的性質やその手順について改めて紹介しておくことにする。KJ法を、単なるカードの寄せ集め技法と思ってしまわず、その背景にある考え方も知っていただきたい。
原典への旅(2):KJ法と『発想法』その1 黒須教授のユーザ工学講義 2018年7月13日 ポストイットで情報をまとめるKJ法は今では広く使われている。またaffinity diagramや親和図法という表現を耳にした読者も多いことと思う。皆ほとんど同じことなのだが、今回はそのあたりの謎解きに迫る。