どれが一番自分に合う? タクシー配車アプリ比較

昨今、プロダクトやサービスの分析、設計において『カスタマージャーニー』などのユーザーの行動に焦点をあてた手法が注目されています。そこで今回は、タクシー配車アプリの起動からタクシー代の支払いまでを簡単なフロー図にして比較してみました。

お久しぶりです。『イードの若手K』です。

今回は巷でちょっと話題のタクシー配車アプリを取り上げます。

また昨今、プロダクトやサービスを分析、設計するうえで『カスタマージャーニー』などのユーザーの行動に焦点をあてた手法が注目されています。今回はアプリの起動からタクシー決済までの流れを簡単なフローで可視化し、アプリを比較してみました。

ユーザーとシチュエーション、目的の設定

その前提として、アプリを利用するユーザーとシチュエーション、目的は下記のように設定しました。

ユーザー:『イードの若手K』(私です)

30代前半の独身男性サラリーマンで、お酒好き。

週末は深夜まで飲んでタクシーで帰ることが多い(タクシー利用そこそこ多い、週1‐2くらいで利用)。

シチュエーション&目的:「はぁ、今日はタクシーで帰ろう。。。」

とある華の金曜日、友人の引越し祝いにお招きされ、お酒を嗜んでいた私。宴は盛り上がり、気がつけば深夜、終電間際になっていました。

明日も朝から予定がある私はなんとしても家に帰りたいので、駅までダッシュです。がしかし、そこは初めて訪れた入りくんだ住宅街。案の定、道に迷ってしまいました。そのうえ、梅雨の真っ只中ということもあり、ぽつぽつと雨が。

「はぁ、今日はタクシーで帰ろう。。。」

しかし、友人宅は閑静な住宅街、辺りにタクシーは走っていません。タクシーを路上で捕まえるのも大変そうなので、タクシーを配車することにしました。

たまたま「タクシー配車アプリ」の話題を社内で耳にしていた私は、せっかくの機会なのでアプリでタクシーをよんでみることにしました。

3つのタクシー配車アプリを比較

というような設定で、私にとってはどのアプリが使いやすいかな、という視点で3つのタクシー配車アプリを比較してみました。

まずはタクシー配車アプリに共通の利用価値を考えてみると、下記のようになるのかと思います。

いつでもどこでもタクシーの配車依頼をすることができる

  • 建物の外に出てタクシーをつかまえる必要がない
  • 悪天候(雨、雪)、体調不良(病気、怪我)、などで建物の外に出たくないときに便利
  • タクシーが走っていない場所、時間帯でもタクシーを配車することができる
  • 住宅街、深夜などでの利用に便利

電話でのやりとりをせずにタクシーの配車依頼をすることができる

  • 言葉で乗車位置を指定する必要がない(アプリで地図をタップでOK、楽である)
  • 土地勘がない場所にタクシーを呼ぶときに便利
  • 詳細な乗車位置も指定できる
  • タクシー会社からの折返しの電話待ちなどの必要がない(時間短縮)

各アプリで利用できるサービス・機能

次に各アプリで利用できるサービス・機能を見てみます。

LINE TAXI 全国タクシー配車 東京無線
対応地域 ほぼ全国対応(順次対応エリア拡大中) 全国対応 東京23区・武蔵野市・三鷹市
運賃検索 なし あり あり
予約 なし 空港定額予約 日時指定予約、定額予約(空港予約、ディズニーリゾート予約)
決済 LINE Pay(クレジットカードで引き落とし) 現金払い、クレジットカードを降車時に選択 現金払い、クレジット払いを降車時に選択

※各アプリともタクシー配車料金がかかります。LINE TAXIと全国タクシー配車は提携タクシー会社によって料金がことなります(私が利用した際は、両アプリとも410円でした)。東京無線は310円の配車料金がかかります。

私にとっては“運賃検索”と“現金払いorクレカ払いを選択可”というのは助かりますね。やはり運賃は気になりますし、「今月はカード使いすぎ。。。」というときは現金払いで、というようにその場で決済方法を選択したいです。

アプリ起動からタクシー配車、支払い・降車までのフロー

続いて、アプリ起動からタクシー配車、支払い・降車までのフローを見てみましょう。

(「◯」は私にとってGoodなポイントです)

タクシー配車アプリのフロー

  • 『全国タクシー配車』は初回起動時にチュートリアルが表示されます。タクシー配車アプリを利用するのは初めてでしたので、おおまかでも利用の流れを説明してもらえたのでありがたかったです。
  • 『LINE TAXI』と『全国タクシー配車』は初回起動直後(情報登録をする前の段階で)に、周辺タクシーの状況・待ち時間がすぐに表示されるので便利でした。名前や電話番号などの情報入力を終えて、「さあタクシーを呼ぼう」となってから、「只今、配車可能のタクシーはありません」という状況だったりすると辛いものがありますよね。
  • 『全国タクシー配車』と『東京無線』は、名前と電話番号の登録のみで利用することができます。アプリ起動から配車依頼までに必要な手数が少ないので、気楽に使えていいですね。

最後に「乗車位置の決定~配車依頼」の流れを動画でお見せします(動画再生時間: 3分41秒)。

以上のように、各タクシー配車アプリで利用できるサービス・機能、アプリ起動から決済までのフロー、配車依頼時のUIを比較してみました。トータルで判断すると私は下記の理由から、『全国タクシー配車』が、私のシチュエーションには一番合うと思いました。

  • 注文前に待ち時間を確認できる!
  • 登録が楽!(電話番号と名前のみ)
  • 運賃検索ができる!
  • 降車時に、支払い方法を、現金、クレカのどちらかから選択できる!

プロダクトやサービスを、それらがどのようにユーザーに使われているか、と『行動』に焦点をあて可視化して比較することで、あらたな価値や課題を見つけることができるのではないかと感じています。みなさんも、今気になっているサービスなどがありましたら、ちょっとフロー図に書き出して比較してみてはいかがでしょうか。

公開: 2015年8月3日
著者: U-Site編集部

分類キーワード