2012年 U-Siteアクセスランキング トップ10

この1年の、Alertbox、ユーザ工学講義、両コラム合わせたアクセスランキングを発表します。

ニールセン博士のAlertbox、黒須教授のユーザ工学講義、両コラム合わせたこの1年のアクセスランキングを発表します。冬休みの読み物としてお読みになってみてはいかがでしょうか。

なお、Alertboxの日付は、原則日本語版の公開日です(集計期間: 2011年12月28日~2012年12月27日)。

第10位: メガドロップダウン式のナビゲーションメニューは効果あり

大きな二次元のドロップダウンパネルは、ナビゲーションの選択肢をグループ化することでスクロールの必要性を無くし、タイポグラフィやアイコン、ツールチップを使うことで、ユーザの選択できる内容をわかりやすく提示してくれる。(2009年3月23日付)

編集部コメント: 記事中の、ナビゲーションメニューがマウスオーバーした瞬間に表示されたり変わったりするのは、細かなことではありますが、メガドロップダウンに限らずいらっとしますね。

第9位: HD画面のセリフ体 vs. サンセリフ体

ピクセル密度が220PPI以上あるそこそこ良いコンピュータ画面は、画面上のタイポグラフィに新しいユーザビリティガイドラインをもたらす。(2012年7月19日付)

第8位: ウェブページにおけるユーザーの滞在時間

ユーザーはウェブページを10秒から20秒で離れてしまうことが多いが、バリュープロポジションのはっきりしたページは人々の注意をより長くひきつけることが可能である。なぜならば、滞在時間は負のワイブル分布をたどるからである。(2011年9月22日付)

第7位: 大型化するコンピュータ画面

ついに、かなり大型のモニターがデスクトップコンピュータの最も一般的なクラスとなり、ずっとウェブデザインの想定対象だった、解像度1024×768の地位を奪った。(2012年5月28日付)

編集部コメント: ディスプレイというハードウェアの進化がウェブデザインに影響を及ぼす、という点では、第9位と共通ですね。

第6位: モバイルサイト vs. アプリ: 来るべき戦略の転換

現在のところ、モバイルアプリのユーザビリティはモバイルサイトに勝っている。しかし、来るべき変化によって、最終的にはモバイルサイトが優れた戦略になっていくだろう。(2012年3月2日付)

第5位: ウェブデザインの間違い・トップ10

ここで挙げるのは、ユーザに対する残虐行為の、もっとも酷いものトップ 10 だ。極悪なユーザビリティは、かつてより少なくなったものの、ウェブデザインの悲劇や HTML ホラーはいまだに多い。(1996年5月1日付)

第4位: インタラクションとは何か

インタラクションという考え方は、コンピュータを応用した機器に限らず、もっと広範な対象に適用できるものという考え方が関係者の間では一般化しているが、ではどこまでがインタラクションに関わるモノ(人工物)なのだろうか。(2001年9月10日付)

編集部コメント: 黒須先生に執筆していただいているユーザ工学講義の中から、唯一のトップ10入りです。「インタラクションとは」というキーワードで検索してこられる方がたくさんいらっしゃいます。

なお、黒須先生からはすでにたくさんの原稿をいただいており、年明けからどんどん公開していきますのでお楽しみに。

第3位: ホームページデザインの変化

ウェブデザインは安定している。平均的なホームページは1年前の状態から約40%しか変わっていない(完全なデザイン変更には2年半かかることになる)。(2012年10月5日付)

第2位: Windows 8 – 初心者にもパワーユーザーにも期待はずれのユーザビリティ

見えない機能、低下した発見しやすさ、二重の環境による認知的な負荷、シングルウィンドウのUIからくる能力の低下、低い情報密度。ひどいものだ。(2012年12月6日付)

編集部コメント: 日本語版公開からまだ1か月も経っていないこの記事が堂々の第2位にランクインです。皆さん、Windows 8のモダンUI(いわゆるメトロUI)には興味津々なのでしょう。

弊社新入部員Tが執筆した、「勝手にユーザビリティ評価#1: Microsoft Surface 初見編」もぜひご覧ください。

第1位: Kindle Fireについてのユーザビリティ上の発見

7インチタブレットではモバイルのウェブサイトは非常によく機能する。しかし、フルサイト上のアイテムに正確にタッチしようとすると、ユーザーは非常に苦労していた。Kindle Fireの画面ではUI要素が小さくなりすぎるからである。(2011年12月16日付)

編集部コメント: 第1位はKindle Fireについてでした。「Kindle Fire」で検索すると、GoogleのSERPの2ページ目に出てくることもあり、アクセス数が多かったようです。

なお、Alertbox本家には「Kindle Fire HD: Much Better Than Original Kindle Fire」という記事が今月19日付で公開されておりますが、こちらは現在翻訳中です。年明けに公開いたします(2013年1月17日に「Kindle Fire HD: 初代Kindle Fireよりずっと優秀」として公開しました)。

来年もお楽しみに!

今年もたくさんのご訪問、ありがとうございました。また、3月から始めたTwitterアカウントのフォローや、今月始めたばかりのFacebookページへのいいね!もたくさんいただいております。ありがとうございます。

また、「UXウェブログ」と題した編集部独自のコラムも今月から始めました。こちらの記事は残念ながらランク外となってしまいましたが、今後もさらにいろいろ始めたり変更したりしていきたいと企画しておりますので、来年も引き続きご覧いただければと思います。

それでは皆さんよいお年を!

公開:2012年12月28日
著者:U-Site編集部

分類キーワード: