トイレの安心安全とアクセシビリティ 3月19日 読了までに約6分 場所によっては筆者(男性)でも犯罪への不安があり、男女別がトイレの安心・安全の第一条件とは考えない。アクセシビリティの点では、車いす利用者や子連れなど多様なユーザにもっと配慮すべきだと考える。
高齢者層の変質 3月5日 読了までに約6分 ある記事の、SNSなどの普及で高齢者層のネット参加が増加、という箇所に引っ掛かった。たしかにその普及は事実だろうが、その背景にあるもうひとつの要因に注意が必要ではないか、と思ったのである。
デザインフローにおいてAI化される部分シリーズ「AIによって変わるデザインの行方」 2月17日 読了までに約5分 前回の「ユーザ調査からリリースまでの流れ」で、デザインフローの概略を定義した。今回は、そのなかでどの部分がコンピュータ化されAI化されうるのか、また既にそうなっているのかについて書いてみたい。
ユーザ調査からリリースまでの流れシリーズ「AIによって変わるデザインの行方」 2月7日 読了までに約5分 原稿「AIによって変わるデザインの行方」では、対象としたデザインのプロセスについてもきちんとした定義をしておかなかった。茂木さんからもう一度話を聞いて、現在、企業で実践されているプロセスをフローの形に表現してみようと考えた。
なぜ問題は無くならないのか 1月15日 読了までに約4分 ユーザビリティやUXに関する問題を無くすには、問題が残っていることを開発サイドが認識する必要がある。また、それらに関する情報が届いていない人たちに、持続的に届く仕組みが必要なのではないか。
当事者からみたユニバーサルデザイン (2) 片目 1月8日 読了までに約6分 最近、日常生活をする上で一番困っているのが、右目の視野の制限である。両眼視差がなく距離感がつかめなくて困るのが階段や段差である。段差を知覚させるマーカーや手すりのない階段は恐怖でしかない。
当事者からみたユニバーサルデザイン (1) 色覚障害 2024年12月19日 読了までに約8分 筆者はいわゆる色盲である。自然物は致し方ないとしても、人工物については、色覚障害者のことを考えて対応してもらいたいものだ、とつくづく思う。
AIによって変わるデザインの行方シリーズ「AIによって変わるデザインの行方」 2024年12月3日 読了までに約8分 従来のデザイナーの仕事をAIが行うようになっても、ユーザ調査の焦点課題の設定、周囲の日常世界・生活・業務のなかの課題を発見することが、人間のデザイナーの仕事として残されるのではないだろうか。
HCIはひとつの固有な研究領域といえるのか 2/2: HCI固有の領域を考える 2024年10月28日 読了までに約9分 そもそもHCIの固有の領域というのは何なのだろう、という問いがでてくる。また、我々の研究領域は、本当にHCIつまりHumanとComputerのInteractionなのか、ということも考えておかねばならない。
HCIはひとつの固有な研究領域といえるのか 1/2: 初期の考え方 2024年10月10日 読了までに約3分 ACM SIGCHIでは、HCIという研究領域の体系化を図るために、大学でのカリキュラムについて検討してまとめた。ACM SIGCHIのカリキュラムでは、4つの教学領域と、4つのコースが考えられた。