当事者からみたユニバーサルデザイン (1) 色覚障害 12月19日 読了までに約8分 筆者はいわゆる色盲である。自然物は致し方ないとしても、人工物については、色覚障害者のことを考えて対応してもらいたいものだ、とつくづく思う。
AIによって変わるデザインの行方 12月3日 読了までに約8分 従来のデザイナーの仕事をAIが行うようになっても、ユーザ調査の焦点課題の設定、周囲の日常世界・生活・業務のなかの課題を発見することが、人間のデザイナーの仕事として残されるのではないだろうか。
HCIはひとつの固有な研究領域といえるのか 2/2: HCI固有の領域を考える 10月28日 読了までに約9分 そもそもHCIの固有の領域というのは何なのだろう、という問いがでてくる。また、我々の研究領域は、本当にHCIつまりHumanとComputerのInteractionなのか、ということも考えておかねばならない。
HCIはひとつの固有な研究領域といえるのか 1/2: 初期の考え方 10月10日 読了までに約3分 ACM SIGCHIでは、HCIという研究領域の体系化を図るために、大学でのカリキュラムについて検討してまとめた。ACM SIGCHIのカリキュラムでは、4つの教学領域と、4つのコースが考えられた。
ISO/IEC 25010:2011が改定されたこと 9月25日 読了までに約9分 ISO/IEC 25010:2011が3分割された。2011年版にあった製品品質モデルからユーザビリティが消えてなくなり、代わりにInteraction Capabilityという品質特性に変化した。
建築におけるユーザビリティ 2/2 事例としてのダンジョン渋谷駅の認知性 9月9日 読了までに約7分 建築におけるユーザビリティ、特に認知性に関する事例として、渋谷駅とその周辺を取り上げてみたい。巨大なダンジョンになりつつあるという印象の渋谷駅は、建築物の認知性という観点から関心があったのだ。
建築におけるユーザビリティ 1/2 認知性の欠如 8月21日 読了までに約6分 世間では、ユーザビリティ、特に認知性を考慮しない建築物が数多く作られている。建築家が独自性をだそうと頑張れば頑張るほど、作られる三次元空間は認知の困難なものになってしまう。
YouTube、始めました 7月25日 読了までに約5分 2024年5月にYouTubeチャンネルを開設し、そこで「黒須のユーザ工学入門」を連載することにした。講演や講義とは違ってもっとオープンにして、広い範囲の人たちに話を届けたいという気持ちがあったのだ。
HCI International 2024について 7月9日 読了までに約6分 HCIIは、世界の三大HCI国際会議のひとつであり、少なくとも規模的には最大のものである。本年は、6月29日から7月4日まで、アメリカのワシントンDCで開催された。今回はその速報をお伝えすることにしたい。
猫をUSEする? 6月24日 読了までに約5分 usabilityの語源に含まれるuseを「使用」や「利用」と訳すのはすこし内容を限定しすぎだと思う。ペットとしての使い道のある犬や猫を飼育することは「使う」ことに入るのか入らないのかという話になる。