コンテキストインタビュー

ユーザーの利用状況(コンテキスト)を把握することで、潜在的な問題点やニーズを把握することができ、新商品・サービスにおける発想の大きな手がかりになります。

コンテキストインタビューとは

コンテキストインタビュー(Contextual Inquiry)とは、Holtzblatt, K.とBeyer, H.が考案した、ユーザーの利用状況を把握・理解するためのユーザー調査手法です。
文脈的にユーザー像や利用状況を把握することで、現行サービス・商品の潜在的な問題点やニーズの把握や、新規サービス・商品の企画(発想の手掛り)に役立てることができます。

何ができるか/ご利用想定シーン

  1. ユーザー利用状況(行動)の把握
    順序立てて詳細に、観察・インタビューを進めていくことで、実際のユーザーの利用状況について、要約されていない状態で具体的かつ文脈的に把握することができます。
  2. サービス・商品の改善点・潜在的ニーズの把握
    習慣的な行動であるほど、ユーザーは無意識的に実行しており、“何を”しているのか“どうして”その行動をしているのか、ユーザー自ら言葉で表現できません。上記ユーザー利用状況の把握から、ユーザーが意識していない改善点やニーズを読み取ることができます。

利用例・向いているテーマ

  • サービス・商品の問題点・要求の把握
  • 新規サービス・商品の企画