ユーザビリティやユーザーインタフェースデザインの勉強に役立つ書籍をご紹介します。

  • 雑誌、和書、洋書の順番で紹介しています。
  • 書籍は発行年月順(降順)に並んでいます。
  • 和書と洋書のリンク先はAmazon.co.jpです。

雑誌

  • ウェブデザイニング
    毎日コミュニケーションズ/月刊
    ウェブデザインを幅広く扱っています。毎号、特集が組まれており、ユーザビリティ関連のテーマもよく登場します。
  • Web Site Expert
    技術評論社/不定期
    デザインのテクニックだけでなく、情報デザインに関する情報もよく掲載されます。

和書

  • ペルソナ作って、それからどうするの? ユーザー中心デザインで作るWebサイト
    棚橋 弘季(著)
    ソフトバンククリエイティブ/2008年5月発行
    アメリカで注目を浴びるペルソナ手法を日本向けに変換、さらにWebサイト構築に応用したテクニックを解説。ペルソナの価値だけでなく、ペルソナ作成後の具体的なデザイン方法についてケーススタディを通じて紹介します。
  • ユーザ中心ウェブサイト戦略
    武井 由紀子、遠藤 直紀 (著)
    ソフトバンククリエイティブ/2006年9月発行
    ユーザビリティの向上を企業理念に掲げたウェブコンサルティングのベンチャー企業「ビービット」。そこで実践されている開発プロセス『ビービットUCD』の全貌が明らかにされています。
  • 実験心理学が教える人を動かすテクノロジ
    B.J.フォッグ (著)/高良 理、安藤 知華(翻訳)
    日経BP社/2005年11月発行
    インタラクティブシステムを通じて人の考えや行動に変化をもたらす『説得テクノロジ(Persuasive Technology)』に関する待望の解説書です。この分野の第一人者による著作です。
  • 使いやすいソフトウェア
    Larry L. Constantine (著)/富野 壽(監訳)
    構造計画研究所/2005年11月発行
    ユーザ中心設計ならぬ「利用中心設計(Usage Centered Design)」を提唱する、ラリー・コンスタンチンとルーシー・ロックウッドによる名著『Software for use』の日本語版です。
  • ユーザビリティエンジニアリング―ユーザ調査とユーザビリティ評価実践テクニック
    樽本 徹也(著)
    オーム社/2005年10月発行
    ウェブやソフトウェア開発の第一線で活躍するプロのユーザビリティエンジニアが書いた実践的なガイドブックです。ユーザビリティの概念、考え方といった理論的背景の解説はもちろん、手法や手順を具体的に公開し、実務に役立つ内容となっています。
  • ウェブ戦略としての「ユーザーエクスぺリエンス」
    ジェス・ジェームス・ギャレット (著)/ソシオメディア株式会社 (翻訳)
    毎日コミュニケーションズ/2005年2月発行
    ウェブサイトデザインを5つの段階から成るフレームワークとして定義しています。「The Elements of User Experience」として有名なダイアグラムに基づいて、ユーザ中心のプロセスを明快に論じています。
  • エモーショナル・デザイン
    ドン・ノーマン (著)/岡本 明 (翻訳)
    新曜社/2004年10月発行
    原書のサブタイトルでもある「私たちは、どうしてモノに愛着(または嫌悪)を感じるのか?」について論じています。ただし、その「愛されるモノ」をデザインする具体的な手法は載っていません。
  • ペーパープロトタイピング
    キャロリン・スナイダー (著)/黒須 正明 (監訳)
    オーム社/2004年6月発行
    紙製のインターフェイスを使って、設計の初期段階からテストを行う「ペーパープロトタイプ」の技術を余すところ無く解説するだけでなく、実践的なユーザテストのガイドブックという面もある良書です。
  • シナリオに基づく設計
    ジョン・M. キャロル (著)/ 郷 健太郎 (翻訳)
    共立出版/2003年10月発行
    ジョン・キャロルの著書『Making Use』の日本語版です。翻訳者の郷 健太郎氏はジョン・キャロルに師事していた人です。
  • Web情報アーキテクチャ
    ルイス・ローゼンフェルド (著)/篠原 稔和 (翻訳)
    オライリー・ジャパン/2003年8月発行
    情報デザインのバイブル『Information Architecture for the World Wide Web』の第2版です。前作に比べ大幅にボリュームアップしています。
  • ユーザビリティテスティング
    黒須 正明 (著)
    共立出版/2003年5月発行
    日本のユーザビリティエンジニア31名が協力して執筆しています。パソコン、家電、ATMなど様々な分野のユーザビリティテストの概要が紹介されています。
  • 標準ウェブユーザビリティ辞典
    ソシオメディア(著)
    インプレス/2003年4月発行
    前半では実例を挙げてガイドラインを紹介しています。後半の「プロセス編」ではユーザ中心設計のプロセスを解説しています。
  • ユーザビリティエンジニアリング原論
    ヤコブ・ニールセン (著)/篠原 稔和 (翻訳)
    東京電機大学出版局/2002年7月発行
    ヤコブ・ニールセンが書いたユーザビリティ工学の集大成です。評価手法の解説が充実しており、有名な「10ヒューリスティックス」が詳しく説明されています。ただ、原著は1994年発行ですので、ユーザビリティ工学の最新情報はカバーされていません。
  • Webサイトユーザビリティ入門
    ジャレッド・M. スプール (著)/篠原 稔和 (翻訳)
    東京電機大学出版局/2002年7月発行
    ユーザビリティの入門書というよりは、ユーザビリティテストのレポートです。他の本で一通りユーザビリティを勉強した後で読めば、テスト設計やレポートのサンプルとして参考になると思います。
  • 発想する会社!
    トム・ケリー (著)/鈴木 主税 (翻訳)
    早川書房/2002年7月発行
    著名なデザイン会社「IDEO」のデザイン・プロセスを紹介した本です。実は、IDEOの開発手法は「ユーザ中心設計」そのものです。特にブレーンストーミングの実践的ノウハウは役立ちました。
  • ホームページ・ユーザビリティ
    ヤコブ・ニールセン (著)/風工舎 (翻訳)
    エムディエヌコーポレーション/2002年4月発行
    タイトルの「ホームページ」とはトップページのことです。32のサイト(原著では50サイト)のトップページを分析しています。
  • ISO 13407がわかる本
    黒須 正明 (著)
    オーム社/2001年12月発行
    人間中心設計に関する国際規格「ISO 13407」の解説書です。
  • ヒューメイン・インタフェース
    ジェフ・ラスキン (著)/村上 雅章 (翻訳)
    ピアソンエデュケーション/2001年9月発行
    認知工学的なインターフェイスデザイン論です。具体的な事例を挙げて説明しているので、内容は分かりやすいです。また、ユーザの操作時間を推定してインタフェースを評価する「GOMSモデル」を詳しく紹介しています。なお、筆者はアップル社でマッキントッシュ開発の中心的役割を果たした人物として有名です。
  • ウェブユーザビリティの法則
    スティーブ・クルーグ (著)/中野 恵美子 (翻訳)
    ソフトバンクパブリッシング/2001年6月発行
    軽快な文体と、たくさんの画面ショットやイラストを使ったウェブユーザビリティ入門の好著です。ユーザビリティテストの説明も丁寧にされています。
  • 戦うWebデザイン
    ジェフリー・ヴィーン (著)/長谷川 憲絵 (翻訳)
    エムディエヌコーポレーション/2001年6月発行
    ウェブデザインの理論書です。ウェブの歴史から説き起こし、ウェブデザインの原則とコーディングのテクニックもかなり詳しく書いています。著者はウェブマガジン「Hot Wired」のディレクターとして有名です。
  • Webサイトユーザビリティハンドブック
    マーク・ピーロウ (著)/茂出木 謙太郎 (翻訳)
    オーム社/2001年4月発行
    ウェブユーザビリティが総合的に学習できます。総括として紹介されている架空のウェブサイト・リニューアルのプロジェクトは、ユーザ中心の開発プロセスを理解する上で、とても参考になると思います。
  • ウェブ・ユーザビリティ
    ヤコブ・ニールセン (著)/篠原 稔和 (翻訳)
    エムディエヌコーポレーション/2000年8月発行
    日本で「ユーザビリティ」が普及するきっかけとなった名著です。ただ、内容はニールセンのコラム「Alertbox」とかなり重複しています。
  • パソコンを隠せ、アナログ発想でいこう!
    ドン・ノーマン (著)/安村 通明 (翻訳)
    新曜社/2000年7月発行
    ドン・ノーマンは、この著書で結論としてコンピュータの家電化を提案しています。そのプロセスとして「人間中心設計」に触れています。
  • コンピュータは、むずかしすぎて使えない!
    アラン・クーパー (著)/山形 浩生 (翻訳)
    翔泳社/2000年2月発行
    技術中心の設計を戒めた啓蒙書です。「ペルソナ」の重要性を説いています。「ゴムのユーザ」という概念も、この本の中で説明されています。
  • インタラクティブシステムデザイン
    ウィリアム・M. ニューマン(著)/北島 宗雄 (翻訳)
    ピアソンエデュケーション/1999年12月発行
    インターフェイスデザインのプロセス全体を学習できる良書です。ユーザ調査、要求分析、プロトタイプ、評価の各手法が事例を交えて紹介されています。特に「認知的ウォークスルー」が詳しく解説されており役立ちます。
  • ユーザ工学入門
    黒須 正明 (著)
    共立出版/1999年9月発行
    当サイトでもお馴染みの、黒須正明氏の著書です。ユーザ工学の全体像とともに、「Contextual Design」の概要も紹介されています。
  • 実践Webデザイン論
    ダレル・サノ (著)/篠原 稔和 (翻訳)
    翔泳社/1997年10月発行
    サイトデザインのハウツー物ではなく、大規模ウェブサイト構築の正統な設計プロセスを解説した古典的名著です。1994年のワールドカップ米国大会のウェブサイト開発を事例としていますので、ビジュアル面の記述に関しては古い感じがしますが、プロセスに関する記述は不朽です。
  • プロトコル分析入門
    海保 博之 (編集)
    新曜社/1993年11月発行
    発話データ分析をテーマとしています。認知心理学の専門書ですが、事例紹介ではユーザビリティテストについても記述されています。
  • ユーザー・インタフェースの設計
    ベン・シュナイダーマン (著)/東 基衛 (翻訳)
    日経BP社/1993年8月発行
    洋書欄で紹介している『Designing the User Interface』の第2版の翻訳版です(絶版)。ただ、発行時期が古いので、紹介されているインターフェイスの内容は、ちょっと時代遅れの感が否めません。
  • 誰のためのデザイン?
    ドン・ノーマン (著)/野島 久雄 (翻訳)
    新曜社/1990年2月発行
    認知心理学や工業デザインを勉強した人ならば、ほとんどの人が読んだことがあると思います。20年以上前に書かれた本ですが、今読んでも古さを感じません。身の回りの道具を題材に、なぜ使いづらいのか、なぜエラーが発生するのかを解き明かしています。

洋書

  • Rapid Contextual Design
    Karen Holtzblatt (著)
    Morgan Kaufmann Pub/2004年12月発行
    『Contextual Design』の続編です。本格的に実施すると何ヶ月も費やしてしまうコンクスチュアルデザインを、もっと簡便に行う方法を具体的に解説しています。
  • Designing the User Interface(4th edition)
    Ben Shneiderman (著)
    Addison-Wesley/2004年3月発行
    ユーザインターフェイス工学の教科書として有名な本です。改訂を重ねており、第4版が発行されました。
  • Paper Prototyping
    Carolyn Snyder (著)
    Morgan Kaufmann Pub/2003年4月発行
    ペーパープロトタイプがメインテーマですが、テスト手法を詳しく紹介しているので、ユーザビリティテストのハンドブックとしても役立ちます。
  • E-Commerce Usability
    David Travis (著)
    Taylor & Francis/2002年12月発行
    タイトルは「E-Commerce」となっていますが、ユーザ中心設計プロセスを簡潔に解説した良書です。平易な英語で書かれています。
  • Usability Engineering
    Mary Beth Rosson (著), John M. Carroll (著)
    Morgan Kaufmann Pub/2001年10月発行
    シナリオベース開発(SBD)の解説書です。実際にSBDを使ったプロジェクトの成果に基づいて解説しています。
  • Making Use
    John M. Carroll (著)
    Mit Press/2000年9月発行
    シナリオベース開発(SBD)の創始者ジョン・キャロルによる理論書です。
  • User and Task Analysis for Interface Design
    Joann Hackos (著), Janice Redish (著)
    John Wiley & Sons Inc/1998年2月発行
    ユーザ調査手法を紹介した数少ない実践書です。訪問調査の方法を詳しく解説しています。また、ユーザプロファイリングやシナリオに関する記述も実践的で役立ちます。
  • Contextual Design
    Hugh Beyer (著), Karen Holtzblatt (著)
    Morgan Kaufmann Pub/1997年8月発行
    エスノグラフィをインターフェイスデザインに取り入れたことで有名なカレン・ホルツブラットの著書です。この本の前半で紹介されている「Contextual inquiry(文脈における質問)」はプロのユーザビリティエンジニアにとって必須の手法と言えます。
  • Handbook of Usability Testing
    Jeffrey Rubin (著)
    John Wiley & Sons/1994年4月発行
    ユーザビリティテストの設計からデータ分析方法まで解説した、文字通りハンドブック的内容です。テストで用いるマテリアルのサンプルが多数掲載されています。発行時期が少し古いので、ウェブやモバイル機器のテストに関する記述がないのが残念です。

ユーザビリティとは 目次

  1. ユーザビリティの定義
  2. ユーザビリティ評価手法
  3. ユーザビリティを取り巻く規格
  4. 参考リンク集
  5. ユーザビリティ関連書籍