国際インターネット帯域幅はさらに悪化

インターネット帯域幅に関するコラムへの補足記事

大西洋をまたいだ帯域幅は、1997年の50Gbpsから、2000年には110Gbpsに増加するようだ。3年間で120%の成長ではあまりに遅すぎる(年率では30%にしかならない)が、インターネットでの帯域幅の成長はもっと高くなるだろう。なぜなら、1997年におけるキャパシティのほとんどは音声通話のために用いられているもので、今後増設されるケーブルは、そのほとんどがデータ通信のために利用される見込みだからだ。とはいえ、大西洋間の帯域幅は恐らく50倍(ユーザの数が5倍、各ユーザが現在の10倍のウェブサイトにアクセスする – さらに私のアドバイスも省みず、マルチメディア効果も増えていく)ほどに増加する必要がある。よって、この先数年間は、国際間のダウンロード速度は減退するだろう。

太平洋間のキャパシティはこれより速く成長する(1997年の20Gbpsから2000年の100Gbpsへ)が、アジアではインターネットユーザの爆発的増加が予想されているため、これではとてもまかないきれない。アジアのユーザ数が3年間で20倍に増加するというのも、かなりありそうな話である。

国外の顧客ベースを狙ったウェブサイトならどこであれ、純粋な国内サイトよりも、帯域幅の消費に対して保守的な態度で臨むに越したことはない。さらに、他のコラムでも触れたことだが、あらゆるサイトはグローバルであるべきなのだ。

公開: 1998年4月5日
著者: Jakob Nielsen

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