今のWebブラウザに欠けている機能

ブラウザナビゲーション機能に関するコラムへの補足記事

以下に示すリストは、初期のハイパーテキスト・システムでうまくいったナビゲーション補助機能のうち、現在のWWWブラウザに欠けている機能を列挙したものである。

  • 検索(本物の検索のことである!)
  • (グローバル、およびローカルでの)全体図
  • ガイド付きツアー(コース)
  • 縮小表示(いくつかのハイパーテキスト・ノードを表示して、説明対象となるものを同時に表示できる;教育的なハイパーテキストで有用)
  • 平面的リンク(同時に複数の目的地を開く)
  • 範囲内可変式のバックトラック
  • 視覚的キャッシュ
  • 情報空間の鳥瞰(その他、空間の主だった部分だけを手早く視覚化する手法)
  • リンクの継承とクラスタ化
  • 時間経過による表記法(現状のシステムではパンくずは古くなってしまう)
  • ナビゲーション上の次元を強調するための視覚効果
  • ポップアップリンク(現在のページを離れることなくバネ式モードで表現)
  • 多国語でのテキスト表示(Hyper-G – 現在はHyperWave – に見られるようなもの)
  • ハイパーテキスト・アンカーに対する関連度評価の表示(例:検索語との関連度、コミュニティによる興味度評価)
  • アンカーのフィルタリング

これらの機能について、くわりくは私の著書Multimedia and Hypertext: The Internet and Beyondのうち、ナビゲーションに関する章を参照のこと

公開:1995年7月1日
著者:ニールセン博士

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