共分散構造分析

商品やブランドに感じる魅力は、どのようにして生まれるのか?価値観や魅力といった、目に見えない要因同士の構造を分析します。

共分散構造分析とは

共分散構造分析では、消費者の価値感や気持ち、商品の魅力度といった目に見えない要素を抽出し、それらの関係性や結びつきの強さを定量的に把握することができます。
商品の魅力やブランドへのロイヤルティに影響する要因と、その間の構造をモデル化することによって、商品開発やマーケティングに有用な多くの示唆を得ることができます。

何ができるか/ご利用想定シーン

  1. デザイン評価構造の分析
    消費者がプロダクトのデザインを評価するときの視点は、デザイナーの視点と必ずしも同じとは限りません。共分散構造分析では、消費者がどのような視点でデザインを評価しているか、その中でもどの視点が全体の魅力に強く影響をしているのかを分析することができます。主要なデザインイメージ要件の抽出を行い、デザイナーが注力するべきポイントを知ることができます。(アウトプット例参照)
  2. 柔軟なモデル構築
    共分散構造分析では、消費者心理やデザインの魅力度といった要因の関係性を、分析者の仮説を元に自由にモデル化し、検証することができます。作成したモデルに対しては、どの程度データにあてはまっているかを評価することが可能です。定性調査などで事前にしっかりとした仮説作りを行うことが、有効なモデルを構築するための重要なポイントとなります。
  3. パス図による直感的なモデルの理解
    要因間の関係性や影響力の数値は、パス図と呼ばれる模式図で視覚的に表現することが可能です。パス図は、直感的なモデルの理解を助け、第三者に対しても説得力を持った有効なツールとなります。

アウトプット例

パス図(デザイン評価構造分析の例)
共分散構造分析を用いることで、ある商品のデザインに対する、評価の視点、具体的なデザインイメージワード、総合的なデザインの魅力度の関係性を一度に分析することができます。パス図は、モデルの構造と分析結果を視覚的に把握するのに便利なツールです。

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公開:2015年9月4日
著者:U-Site編集部