女性タレントイメージ調査でわかった、男女で異なる“セクシー”の定義

(株)イードが、女性タレント20名のイメージ調査を実施したところ、好意度No.1は綾瀬はるかさんという結果でした。その綾瀬さんにセクシーさを感じるかどうかでは男女で大きな開きがあり、性別によって「セクシー」の捉え方に違いがあることがうかがわれました。

イードのリサーチ事業本部では、20代以上の650名を対象に、有名女性タレント20名(当社選び)のイメージに関する自主調査を行いました。

今回、認知度や好意度などのランキングの算出のほかに、コレスポンデンス分析を行い、イメージマップの作成も行いました。

コレスポンデンス分析のアウトプットでは、似ているものは近くに、異質なものは遠くにプロットされます。 よって、数字だけでは一見わかりづらいカテゴリー間の類似性や相関性を、視覚的にとらえることができるというメリットがあります。

認知度No.1は、バラエティ番組で引っ張りだこの…

どれだけ多くの人に知られているか、認知度の1位はベッキーさん(93.2%)、続いて上戸彩さん(92.9%)、仲間由紀恵さん(92.7%)でした。なお、今回の調査では、特定の写真のイメージに引っ張られないよう、写真は提示せず、名前だけを提示しました。

男女別で見ると、ほぼすべての女性タレントについて、男性よりも女性のほうが認知度が高く、芸能人の名前をより知っているようでした。

タレントの名前がどうしても思い出せなくなったら、女性に聞くとすぐに解決するかもしれません。

知名度ランキング

好きな女性タレントは、男女で分かれる結果に

好きな女性タレント、1位は綾瀬はるかさん(22.2%)、2位は堀北真希さん(17.5%)、3位は深津絵里さん(16.1%)でした。

男女別に見ると、2位の堀北さんは男性人気が高く、堀北さんが好きだと答えた男性は22.9%いたのに対し、女性は12.8%と、10.1ポイントの差がありました。

一方、3位の深津さんは女性人気が高く、女性22.5%に対し、男性は8.3%と、14.2ポイントの差がありました。中でも、30代女性で「好き」と答える人が多いという特徴がありました。

このように男性人気/女性人気が分かれる中、綾瀬さんは男性、女性どちらからも20%以上の支持を集めており、5人に1人は綾瀬さんが好きと答える結果になりました。

同性にも異性にも好かれる女性になりたいなら、綾瀬さんを目標にすると良いかもしれません。

好意度(全体) 好意度(男女)

セクシー度No.1は、『セカンド・ラブ』の…

セクシー度、1位は深田恭子さん(20.5%)、続いて2位は米倉涼子さん(19.1%)、篠原涼子さん(13.7%)でした。

男女別で見ると、男女差が特に大きかったのが綾瀬さんであり、男性11.9%に対し、女性4.2%と、男性の方が7.7ポイント高いという結果となりました。これは、男女で「セクシー」の捉え方が違うことに起因していると考えられます。次の項目で、その要因を見ていきたいと思います。

セクシー度 セクシー度(綾瀬はるかさん)

セクシー ⇒ 癒しを感じる?

以下の図は、コレスポンデンス分析による、男女別のイメージマップです。このマップでは、類似性の高い項目が、原点から同じ方向にプロットされます。

男性も女性も、綾瀬さんに対して「癒しを感じる」というイメージを持っている点では共通しています。しかし、男性は「癒しを感じる」と「セクシー」を類似したイメージとして捉えているのに対し、女性は「癒しを感じる」と「セクシー」を異なったイメージとして捉えています。この違いが、綾瀬さんに対する評価の違いになっているものと思われます。

セクシー(男性)

セクシー(女性)

かっこいい人は、面倒見のよい人

改めて、下記のイメージマップをご覧ください。こちらは、男女の回答を一つのマップ内にプロットしたものです。

「かっこいい」と「面倒見のよい」が原点から同じ方向に向いていますが、これは女性タレントをイメージする際には、「かっこいい」と「面倒見がよい」が似たものとして捉えられていることを示しています。

このことから、女性タレントにおいて「面倒見がよい」とイメージされる人=「かっこいい」人と評価される傾向にあると考えられます。

同様に、イメージワードとして、「品のある」≒「知的」、「面白い」≒「明るい」ということが読み取れます。

全体

さわやかな朝ドラヒロインから『科捜研の女』へ

同じタレントであっても世代によってイメージが異なっている人がいました。

世代を超えてイメージが固まっていた人として、深田さんは「癒しを感じる」、ローラさんは「明るい、楽しい」、岩下志麻さんは「風格がある」とイメージされていました。

逆に、沢口靖子さんのイメージは世代ごとに異なっていました。具体的には、60代以上には「癒しを感じる」、40-50代には「きれい」、30代には「品のある」というイメージでしたが、20代は原点付近であるため、あまり具体的なイメージがないものと考えられます。

ほかにも、優香さんは、20代と60代以上には「親しみやすい」、30代と50代には「かわいい」、40代には「天然な」とイメージされていました。

また小泉今日子さんは、60代の「明るい、楽しい」イメージから、50代、40代、30代と「個性的な」イメージへ、さらに20代の「面倒見のよい、かっこいい」イメージへと変化しています。

年代別

最後に

属性ごとのクロス集計結果など、この調査の詳細はイードまでお問い合わせください。

調査概要

調査手法
インターネットアンケート
調査期間
2015年5月14日~5月19日
調査対象
20代/30代/40代/50代/60代以上
回収方法
性年代で均等割り付け
有効回答数
650サンプル
調査企画・実施
株式会社イード

イードのリサーチ事業本部では、このようなイメージマップを使用した分析を多数行っております。また、コレスポンデンス分析以外にもさまざまな調査・分析を行っております。お問い合わせ・お見積りは無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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公開: 2015年6月12日
著者: U-Site編集部

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