Interface In Design YouTubeチャンネル 第2回

Sam’s ClubのScan & Go Appを使ってみよう

今回紹介するのは、Sam’s ClubやWalmartで使えるScan & Goというアプリです。購入したい商品を手に取り、スマホでバーコードをスキャンし、お買い物が終わったらアプリの決済ボタンを押して出口へ。レジに並ばなくてもいいんです。

  • 森原悦子
  • 2018年8月1日

Sam’s Clubとはアメリカのメンバー制の倉庫型小売りチェーンでWalmartが運営しています。1983年に創業し、Walmartの創業者Sam Waltonの名前を取って名づけられたチェーンストアです。

ちなみに同じメンバー制の倉庫型小売り業でトップブランドのCostcoは前身のPrice Clubをカリフォルニア州のサンディエゴに作ったのは今から42年前の1976年。そしてCostcoと名前を変えたのが今から35年前の1983年でした。この2社は、ほぼ同時期に現在の名前で創業をしたといってもいいでしょう。

Sam’s Clubの店舗外観

今回紹介するのはSam’s ClubやWalmartで使えるScan & Goというアプリ。レジ待ちを解消するものです。このアプリにSam’s Clubのメンバーカードと決済するクレジットカードを登録することで使うことができます。

Sam’s ClubのScan & Go Appの紹介ページ

参考:Why We’re Helping More Customers Scan and Go

実際に使ってみましょう。店内は、倉庫展示形式でCostcoととてもよく似ています。

Sam’s Clubの店舗内観

購入したい商品を手に取り、スマホでバーコードをスキャンします。

Sam’s ClubのScan & Go Appで、商品のバーコードをスキャンする様子

お買い物が終わったら、アプリの決済ボタンを押して出口へ。レジに並ばなくてもいいんです。

出口で店員さんがスマホに表示されるQRコードをスキャンすると、決済終了。

出口で店員さんに、Sam’s ClubのScan & Go Appの画面に表示されるQRコードをスキャンしてもらう

あっという間に買い物は終了。時間をセーブするだけでなく、返品の際に購入履歴がアプリに残っているので、とっても便利です。

買い物をする際に、会計のレジ待ちの列が長いのがストレスでしたが、このアプリを使って以来、私はよりSam’s Clubを使うようになりました!

では、実際の動画をご覧ください。(約2分54秒)

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森原悦子
著者(森原悦子)について
Interface in Design, Inc. COO/President。
武蔵野美術大学卒。インダストリアルデザイナーなどとして活躍後、旧イードに入社。定性調査やエスノグラフィーといった手法を得意とし、クライアントのグローバルな商品開発のコンサルティングリサーチを多く手がける。2011年8月より現職。