ユニバーサルデザインと「指定されたユーザ」 黒須教授のユーザ工学講義 2017年8月29日 ユーザビリティとユニバーサルデザインの考え方を融和させる方策は、「最も幅がある人々」を分割したセグメントごとに想定ユーザを明確にする、というものだ。しかし、企業活動のなかで、それらの複数のユーザセグメントが全体として集合的に悉皆的なユーザ集合を構成しているのか、という疑問が起きる。
実は、ユニバーサルなユーザビリティの解説本:『デザイニングWebアクセシビリティ』 実践HCD 2015年11月25日 この本を読むと、「アクセシビリティは高齢者・障害者のためだけのもので、そういう人がターゲットでなければ関係ない」というのは誤解で、UXとアクセシビリティは一緒に考えていくものなのだということがよくわかります。
低コントラストのテキストは解決策にならない Alertbox 2015年9月16日 低コントラストのテキストがトレンドのようだ。しかし、それは視認性が悪く、発見しにくく、アクセシビリティも劣る。代わりに、もっとユーザブルな代案を検討しよう。
ペルソナを心理学的に考える 黒須教授のユーザ工学講義 2015年3月16日 設計プロセスのなかでペルソナを作ることは既に広く普及している。ただし、その作り方や利用法について、これはどうなのかな、と思うことがある。今回はそのあたりについて心理学的な観点から書いてみることにする。
アクセシビリティとユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 2015年2月18日 アクセシビリティについては基本的に二種類の定義に大別できるように思う。アクセシビリティについて話をする時には、どのような意味で使っているかを最初に明らかにすることが望ましい。
ユニバーサルデザインとペルソナ 黒須教授のユーザ工学講義 2015年2月12日 ユニバーサルデザイン的なスタンスと、目標ユーザ的なスタンスとでは、ペルソナの立て方に違いがでてくる。今回は、この二つの考え方を比べた上で、僕が使っているペルソナの使い方を紹介したい。
入力フォームのプレースホルダーを使ってはいけない Alertbox 2014年6月17日 入力フォームのプレースホルダーテキストは、入力欄にどんな情報を入れたのかをユーザーが思い出すことや、エラーのチェック・修正を難しくしてしまう。また、視覚や認知機能に障害のあるユーザーにはさらなる負担となる。
Webユーザーとしての高齢者 Alertbox 2013年6月10日 65歳以上のユーザーは21~55歳のユーザーよりもWebサイトを利用するのに43%長く時間がかかる。この数値は過去の調査に比べると良くなってはいる。しかし、高齢のユーザーへの対応を改善するために、デザインは変わる必要がある。
「障がい者」という表記 黒須教授のユーザ工学講義 2012年12月25日 「障害者」を、音はそのままに「障がい者」と表記だけを変えるというのは中途半端に思える。それよりは、「不自由者」というの表現を使うようにしたらどうだろう。