人間とコンピュータの共生のあり方 黒須教授のユーザ工学講義 (8月29日) 人間とコンピュータの関係について共生という概念を導入したのはLickliderである。生態学的な共生には三種類の関係があり、人間とコンピュータの関係は片利共生であると考えていいように思われる。
説明可能なAI (XAI) 黒須教授のユーザ工学講義 (5月18日) XAIにはユーザへの説明を可能にすることでAIをユーザフレンドリにしようという側面もあり、AIのユーザビリティに関わる。XAIは使いやすいAIを目指すことで、人間とAIとの距離を縮めることに貢献するだろう。
人間中心的な人工知能(HCAI) (2) 黒須教授のユーザ工学講義 (5月16日) 今回は、一連の論文や著書で活動的にHCAIを論じているシュナイダーマンと、最近HCAIに関する具体的なアプローチを提唱しているシューの考え方を紹介したい。
人間中心的な人工知能(HCAI) (1) 黒須教授のユーザ工学講義 (4月18日) ここ数年注目されている潮流が、人間中心的な人工知能HCAI (Human Centered AI)である。今回は、システム制御に関する人間の位置を考える枠組みとしてのHITL、HOTL、HOOTLという概念の整理を行いたい。
ChatGPTは専門職の生産性を高め、仕事の質を向上させる ニールセン博士のAlertbox (4月11日) 専門職にChatGPTを使ってビジネス文書を作成してもらう調査では、タスク時間が短縮され、評価品質が大幅に向上した。
ChatGPTとの対話 黒須教授のユーザ工学講義 (2月14日) ChatGPTのことを教えてもらったので、ちょっとその具合を試してみた。質疑応答システムとして利用するなら、そこそこ使えるレベルにはなっている…というか、この完成度の高さには驚かされる。
ダークモードとライトモード:どちらが良いのか ニールセン博士のAlertbox (2022年10月31日) 正常な視力の人(または視力を矯正している人)は、ライトモードのほうがよく見える傾向があるが、白内障および関連疾患のある人の中には、ダークモードのほうが見え方が良好になる人もいる。その一方で、ライトモードでの長時間の読書は、近視を引き起こす可能性も指摘されている。
認知的ウォークスルーによるインタフェースの学習しやすさの評価 ニールセン博士のAlertbox (2022年7月5日) 学習しやすさは、新規の複雑なインタフェースには不可欠なUXの要素だ。しかし、認知的ウォークスルーを利用すれば、新規ユーザーを失敗させるようなデザイン上の問題を特定することができる。
スマートスピーカのUX - 2年半後の利用状況 黒須教授のユーザ工学講義 (2022年2月22日) スマートスピーカのEcho Dotを2019年に、Google Miniを2020年に導入し、デスク脇やベッド脇に設置している。そして、2022年初頭の現在、彼らはそれぞれの役割をもって僕の生活のなかに定着している。