認知的ウォークスルーによるインタフェースの学習しやすさの評価 ニールセン博士のAlertbox (7月5日) 学習しやすさは、新規の複雑なインタフェースには不可欠なUXの要素だ。しかし、認知的ウォークスルーを利用すれば、新規ユーザーを失敗させるようなデザイン上の問題を特定することができる。
スマートスピーカのUX - 2年半後の利用状況 黒須教授のユーザ工学講義 (2月22日) スマートスピーカのEcho Dotを2019年に、Google Miniを2020年に導入し、デスク脇やベッド脇に設置している。そして、2022年初頭の現在、彼らはそれぞれの役割をもって僕の生活のなかに定着している。
地政学的HCI 黒須教授のユーザ工学講義 (2021年10月19日) 地政学(geopolitics)とは、地理的要素と政治との関係を扱い、生活体としての国家を動的に把握するもののようである。その程度の理解だったが、INTERACT 2021で“Geopolitical HCI”というワークショップが開かれると聞き、ちょっと興味をもった。
リアルの世界とバーチャルの世界 黒須教授のユーザ工学講義 (2021年10月5日) このコロナ禍で、縮退したリアルと、拡張したバーチャルとによって、現実感の喪失に陥ってしまった。リアルとバーチャルの比率が歪んでしまうと、自分が現実世界に生きているのかさえ信じられない気持ちになることがある。
美的で最小限のデザイン (ユーザビリティヒューリスティックNo.8) ニールセン博士のAlertbox (2021年6月8日) 見た目が魅力的なデザインは、記憶に残る体験を提供し、ブランドの差別化につながる。ただし、インタフェースには、情報価値の高い、必要な要素だけを盛り込むべきだ。飾り立てた見た目よりも明快さが常に優先されるからだ。
ユーザーインタフェースデザインのための10ユーザビリティヒューリスティックス ニールセン博士のAlertbox (2021年4月12日) ヤコブ・ニールセンのインタラクションデザインのための一般的な原則。これらの原則は幅広い経験則であり、具体的なユーザビリティガイドラインではないため、「ヒューリスティックス」という。
音声アシスタントに関する国際アンケート調査(2)音声アシスタントをめぐる世界の状況 定量アンケート調査 (2020年6月15日) 音声アシスタントに関する知見が豊富なロボットスタート様にお話を伺ったところ、音声アシスタントをめぐる様々な話題が出ました。市場が活性化する条件や、先進国とは異なったニーズがある地域、アメリカにおける新しい動きなどについて紹介します。
スマートスピーカの利用経験-開始10ヶ月後のUX 黒須教授のユーザ工学講義 (2020年6月12日) 2019年7月にamazon Echo Dotを、2020年1月にGoogle Home Miniを購入した。どちらも、買った当初はその能力や利便性の低さから、もう使わなくなるだろうと予想していたが、2020年5月現在、まだ使っている。購入当初としばらく経ってからのUXはたしかに違うものだ、と我ながら実感した。
今こそCSCW 2.0の研究開発を 黒須教授のユーザ工学講義 (2020年5月19日) 現在はリモートワークに関する膨大な情報が集まっている時期である。そうした時期であればこそ、デザイナーやエンジニア諸氏は、大々的にユーザ調査を実施すべきである。そうした調査を行うことがまさにCSCWのCWの部分なのだ。
リモートワークとグループウェア研究 2/2 黒須教授のユーザ工学講義 (2020年5月12日) グループウェアやCSCW研究の失敗の大きな原因は、システム設計者がCW (協同作業)の調査分析において思い込みが強すぎたり、そもそもの協同作業の分析がある特定の業務に偏っていたり、あるいは共同作業におけるロジカルな構造に気を取られすぎたりしたからである。