ATMにおけるヒューマンウェアとの棲み分け 黒須教授のユーザ工学講義 2010年4月25日 人工物には、ハードウェア、ソフトウェアだけでなくヒューマンウェアも含まれる。ヒューマンウェアは、挨拶の仕方や給仕のやり方など、人間の動作や行動について規定されたこととか、人間が行うサービス行為などの意…
鉄道のアクセシビリティとユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 2009年6月12日 最近、San FranciscoでCaltrainとBARTに乗って、そのユーザビリティとアクセシビリティに注意してみたので、今回はそのことを書くことにしよう。
オリンピックとユニバーサルデザイン 黒須教授のユーザ工学講義 2008年10月6日 以前から気になっていたスポーツ競技の男女別の問題をネット検索してみた。すると、総経理さんという方の大連雑学事典というサイトに「オリンピックにおける男女平等」という、きわめて僕と似た問題意識のコラムがあ…
速度のユニバーサルデザイン 黒須教授のユーザ工学講義 2006年3月14日 単車線以外の道路には走行車線と追越車線があることは、少なくとも運転免許を持っている人なら誰でも知っている。この区別がなかったら、遅い車と早い車が混在し、道路は車線変更と追い越しだらけでレースコースのよ…
アクセシビリティだけでは不十分 Alertbox 2005年11月21日 得点表の一項目であるアクセシビリティに重点的に取り組んだとしても、障碍を有するユーザの支援にはならない。彼らが重要タスクを完遂できるようにするには、ユーザビリティの向上こそが考えられなければならないのだ。
識字能力の低いユーザー: 幅広い読者層に向けて文章を書く Alertbox 2005年3月14日 識字能力の低いユーザは、高い識字能力を有するユーザとは違う読み方をする。流し読みはせず、一語一句を読み拾おうとするために視野が狭まり、要点を取り損ねてしまうのだ。
色覚障害に対するユニバーサルデザイン 黒須教授のユーザ工学講義 2004年7月26日 2004年6月9日付けのUSA TODAYに「Colorblindness, crew fatigue cited in crash」という小さな記事が載っていた。2002年7月26日にフロリダ州のタ…
アクセシビリティのための代替インタフェース Alertbox 2003年4月7日 ユーザインタフェース(UI)における晴眼者と視覚障碍者との違いで重要なのは、グラフィックスかテキストかという問題ではない。それは 2 次元と 1 次元の違いである。障碍を持つユーザにとって理想的なユーザビリティを実現するには、新しいアプローチと新しいユーザインタフェースが求められる。
ユニバーサルランゲージとコモンランゲージ 黒須教授のユーザ工学講義 2003年1月14日 ICCE(International Conference on Computers in Education)という国際会議にきて、英語教育に関係している言語学の人たちと話しをすることができた。実は…
障碍者にも使いやすいFlashを作るには Alertbox 2002年10月14日 障碍を持つユーザにも使いやすい Flash デザインを行うには、視覚とテキストによる表現を組み合わせ、常時動くものを最小限にし、関連するオブジェクトを近くにまとめて、機能をシンプルにすることだ。