「障がい者」という表記 黒須教授のユーザ工学講義 (2012年12月25日) 「障害者」を、音はそのままに「障がい者」と表記だけを変えるというのは中途半端に思える。それよりは、「不自由者」というの表現を使うようにしたらどうだろう。
ATMにおけるヒューマンウェアとの棲み分け 黒須教授のユーザ工学講義 (2010年4月25日) 人工物には、ハードウェア、ソフトウェアだけでなくヒューマンウェアも含まれる。ヒューマンウェアは、挨拶の仕方や給仕のやり方など、人間の動作や行動について規定されたこととか、人間が行うサービス行為などの意…
鉄道のアクセシビリティとユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 (2009年6月12日) 最近、San FranciscoでCaltrainとBARTに乗って、そのユーザビリティとアクセシビリティに注意してみたので、今回はそのことを書くことにしよう。
オリンピックとユニバーサルデザイン 黒須教授のユーザ工学講義 (2008年10月6日) 以前から気になっていたスポーツ競技の男女別の問題をネット検索してみた。すると、総経理さんという方の大連雑学事典というサイトに「オリンピックにおける男女平等」という、きわめて僕と似た問題意識のコラムがあ…
速度のユニバーサルデザイン 黒須教授のユーザ工学講義 (2006年3月14日) 単車線以外の道路には走行車線と追越車線があることは、少なくとも運転免許を持っている人なら誰でも知っている。この区別がなかったら、遅い車と早い車が混在し、道路は車線変更と追い越しだらけでレースコースのよ…
アクセシビリティだけでは不十分 ニールセン博士のAlertbox (2005年11月21日) 得点表の一項目であるアクセシビリティに重点的に取り組んだとしても、障碍を有するユーザの支援にはならない。彼らが重要タスクを完遂できるようにするには、ユーザビリティの向上こそが考えられなければならないのだ。
識字能力の低いユーザー: 幅広い読者層に向けて文章を書く ニールセン博士のAlertbox (2005年3月14日) 識字能力の低いユーザは、高い識字能力を有するユーザとは違う読み方をする。流し読みはせず、一語一句を読み拾おうとするために視野が狭まり、要点を取り損ねてしまうのだ。
色覚障害に対するユニバーサルデザイン 黒須教授のユーザ工学講義 (2004年7月26日) 2004年6月9日付けのUSA TODAYに「Colorblindness, crew fatigue cited in crash」という小さな記事が載っていた。2002年7月26日にフロリダ州のタ…
アクセシビリティのための代替インタフェース ニールセン博士のAlertbox (2003年4月7日) ユーザインタフェース(UI)における晴眼者と視覚障碍者との違いで重要なのは、グラフィックスかテキストかという問題ではない。それは 2 次元と 1 次元の違いである。障碍を持つユーザにとって理想的なユーザビリティを実現するには、新しいアプローチと新しいユーザインタフェースが求められる。
ユニバーサルランゲージとコモンランゲージ 黒須教授のユーザ工学講義 (2003年1月14日) ICCE(International Conference on Computers in Education)という国際会議にきて、英語教育に関係している言語学の人たちと話しをすることができた。実は…