冗長性の削減: デザイン上の判断における二度手間を減らす ニールセン博士のAlertbox (2002年6月9日) ある機能やハイパーテキストリンクが複数の形で提示されると、ユーザインタフェース(UI)は複雑になる。どちらでも同じことだとわかってくれるユーザはめったにいないから、同じ手間を繰り返したり、誤って同じページに2度訪問したりして、時間を浪費してしまうことが多い。
直リンクのすすめ ニールセン博士のAlertbox (2002年3月3日) サイト内部のページに直接誘導するリンクによって、ユーザビリティは向上する。一般的なリンクと違って、ユーザの目的に特別な関係を持っているからである。ウェブサイトは直リンクを推奨すべきであり、ユーザをサポートする上では3つのガイドラインに従うべきだ。
オリンピック公式サイト: 銅メダルも無理 ニールセン博士のAlertbox (2002年2月17日) 初期に少し手を加えたおかげでSalt Lake Cityのウェブサイトは、ホームページユーザビリティガイドラインに70%適合するようになった。だが、サイト内部でのタスクサポートでは、とてもメダルを争えるようなレベルにない。
サイトマップユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox (2002年1月6日) ほとんどのサイトマップは、当該サイトの複数レベルにわたる情報構造を伝えきれていない。ユーザビリティテストでは、ユーザがサイトマップを見落としたり、見つけられないといったことがよく起こる。また、複雑さも問題となる。マップはあくまでもマップであって、それ自体がナビゲーションの難問であってはならない。
DVDメニューデザイン: Webデザインの過ちが再び ニールセン博士のAlertbox (2001年12月9日) DVDのデザイナーは、先行メディアでの教訓を有効に活用していない。コンピュータソフトウェア、インターネットのWebページはおろか、WAP端末からでさえ、何も学んでいないのだ。この結果、DVDのメニュー構造はますます複雑怪奇になり、より使いにくく、より不快で、より非効果的になっている。そろそろDVDのデザインも、Webデザインと同じように真面目に考え直すべき頃合だ。この分野では、ユーザーエクスペリエンス(UX)についての素養や配慮とともに、操作用部品や表示フォーマットの標準化が求められている。
ドロップダウンメニューは控えめに ニールセン博士のAlertbox (2000年11月12日) ドロップダウンメニューは、有益であるよりも問題であることの方が多い。ウェブデザイナーがいくつかの異なった目的のために流用したために、混乱の元にもなっている。また、スクロールするメニューのせいで、ユーザがひと目で全オプションを見渡せない場合、ユーザビリティは低下する。
ナビゲーションは役に立つのか? ニールセン博士のAlertbox (2000年1月9日) ほぼ7年間にわたって、私は調査するたびに、ユーザが同じ行動を取るのを見てきた。新しいページを流し読みする時、ユーザはコンテンツに注目していて、ナビゲーションエリアは見ていないのだ。(思い出して欲しい。…
だめなデザイン要素が標準になる場合 ニールセン博士のAlertbox (1999年11月14日) ウェブデザインは簡単だ。特定のページ要素をどうデザインしたらいいか考える時には、もっとも訪問者の多い20サイトを見て、彼らがどんなやり方をしているか見ればいいのだ。 大手サイトの90%以上が、ある一定…
2Dは3Dより優れている ニールセン博士のAlertbox (1998年11月15日) …なぜなら、人間はカエルではないのだから。 もし私たちがカエルだったとしたら、目玉が頭の側面についているわけで、そうなると話は違ってくる。だが、人間は顔の前面に目玉がくっついている。まっすぐ外界を見て…
現実より上: インターネットの基本原則 ニールセン博士のAlertbox (1998年3月8日) ユーザに親しみを持ってもらおうとして、ウェブデザインではよく物理的世界のまねをすることがある。だが、技術的制約から、こういった真似は完全にはできず、不正確でもある。例えば、3次元サイトマップを提供して…