ドロップダウンメニューは控えめに ニールセン博士のAlertbox (2000年11月12日) ドロップダウンメニューは、有益であるよりも問題であることの方が多い。ウェブデザイナーがいくつかの異なった目的のために流用したために、混乱の元にもなっている。また、スクロールするメニューのせいで、ユーザがひと目で全オプションを見渡せない場合、ユーザビリティは低下する。
ナビゲーションは役に立つのか? ニールセン博士のAlertbox (2000年1月9日) ほぼ7年間にわたって、私は調査するたびに、ユーザが同じ行動を取るのを見てきた。新しいページを流し読みする時、ユーザはコンテンツに注目していて、ナビゲーションエリアは見ていないのだ。(思い出して欲しい。…
だめなデザイン要素が標準になる場合 ニールセン博士のAlertbox (1999年11月14日) ウェブデザインは簡単だ。特定のページ要素をどうデザインしたらいいか考える時には、もっとも訪問者の多い20サイトを見て、彼らがどんなやり方をしているか見ればいいのだ。 大手サイトの90%以上が、ある一定…
2Dは3Dより優れている ニールセン博士のAlertbox (1998年11月15日) …なぜなら、人間はカエルではないのだから。 もし私たちがカエルだったとしたら、目玉が頭の側面についているわけで、そうなると話は違ってくる。だが、人間は顔の前面に目玉がくっついている。まっすぐ外界を見て…
現実より上: インターネットの基本原則 ニールセン博士のAlertbox (1998年3月8日) ユーザに親しみを持ってもらおうとして、ウェブデザインではよく物理的世界のまねをすることがある。だが、技術的制約から、こういった真似は完全にはできず、不正確でもある。例えば、3次元サイトマップを提供して…
リンクタイトルは行き先が予想できるものに ニールセン博士のAlertbox (1998年1月11日) ウェブで最大の問題は、ハイパーテキストリンクをたどる際、どこへ向かっているのかがユーザにわからないということだ。最近になって、ユーザが選択する前に、リンクの短い説明をポップアップ表示できるウェブブラウ…
ページの独裁: あいかわらずナビゲーションサポートに欠けるVer.4ブラウザ ニールセン博士のAlertbox (1997年11月1日) 主要なウェブブラウザのバージョン4が登場して高く評価されているが、実際にはどのソフトも、ユーザのナビゲーションをサポートするという点では、Mosaicからほとんど進歩していない(Mosaicのリリース…
ページ内ナビゲーション改善のためのアイデア ニールセン博士のAlertbox (1997年2月1日) ※WebTVのユーザビリティに関するコラムへの補足記事 WebTVは、ページ内ナビゲーション補助の必要性を真剣に実感させられた初めてのウェブインターフェイスである。 最初の図は、ページ内で迷子になるユ…
サブサイトの出現 ニールセン博士のAlertbox (1996年9月1日) 多数、かつ多彩な情報空間をナビゲートするために、ウェブユーザには構造が必要だ。個々のページという範囲を超えると、ウェブの基本的な性質の中にはもはや構造をサポートするものがない。情報のユニットと認識され…
次世代Webブラウザの機能 ニールセン博士のAlertbox (1995年7月1日) 未来は過去とは別物である。WWWブラウザの場合は特にそうだ。昔のブラウザは2つのタイプしかなかった。テキスト型かMosaicのいずれかである。だが、今や選択肢には事欠かない。Netscapeは、ほとん…