ユーザー満足度 vs. パフォーマンス指標 ニールセン博士のAlertbox (2012年10月22日) ユーザーが一般に好むのは、すぐに使える使いやすいデザインである。しかし、満足度と客観的ユーザビリティ指標の相関は100%ではない。
視野狭窄と選択的注意 ニールセン博士のAlertbox (2012年9月4日) ユーザーは画面上にあるものをそのまま見ているわけではない。興味の外にあるものは選択的注意によって見落としてしまうのである。
内観を大切にしよう 黒須教授のユーザ工学講義 (2012年2月15日) ほんとうに欲しいのは行動の結果ではなく、その意味である。ユーザビリティ関係者にしてもマーケティング関係者にしても、もちろん心理学者にしても、事実だけにこだわる行動主義の限界を感じていた。意味を考えるために、行動主義の規範から外に踏み出してしまっているのであれば、解釈に影響を及ぼしている担当者自身の内的プロセスに対する内省や内観をもっと重視すべきである。
短期記憶とWebユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox (2009年12月7日) 人間の脳はウェブサイトの閲覧で要求されることの多い抽象的思考やデータの記憶には最適化されていない。ユーザビリティのガイドラインの多くは認知的な限界によって決まってくる。
1986年の60のガイドラインを再訪する ニールセン博士のAlertbox (2005年1月17日) ※ユーザビリティガイドラインの耐久性に関するJakob Nielsenのコラムへの補足記事 Sidney L. Smith と Jane N. Mosier の Guidelines for Desi…
ユーザビリティガイドラインの耐久性 ニールセン博士のAlertbox (2005年1月17日) 1986 年のガイドラインの内、いくつかはほとんど使われなくなった要素に関係しているものなので重要度が低くなっているものの、90 %が現在も有効だ。
情報採餌理論: Googleのせいでサイトの滞留時間が縮まった理由 ニールセン博士のAlertbox (2003年6月30日) 良質な情報のありかが簡単にわかるようになると、個々のウェブサイトへの滞留時間は短くなる。これは、オンライン情報システムにおいて人々がどのように行動を最適化しているかを分析した結果わかったことの一端である。
ユーザビリティの問題の三つの側面-(2)認知性 黒須教授のユーザ工学講義 (2000年7月3日) 認知性の問題は、平たくいってしまうとインタフェースの分かりやすさの問題ということになる。自動車や機械類のインタフェースの問題が主要な課題であった時代には、それほど認知性の問題の重要性は認識されていなか…
初心者とエキスパート ニールセン博士のAlertbox (2000年2月6日) そろそろ、ウェブ上でのエキスパートユーザのパフォーマンスを真剣に取り上げるべき時だ。 ウェブのユーザビリティでは、従来、初心者の学びやすさに主眼が置かれてきた。これは大きな意義のあることで、今後も主要…