サイトマップユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox (2002年1月6日) ほとんどのサイトマップは、当該サイトの複数レベルにわたる情報構造を伝えきれていない。ユーザビリティテストでは、ユーザがサイトマップを見落としたり、見つけられないといったことがよく起こる。また、複雑さも問題となる。マップはあくまでもマップであって、それ自体がナビゲーションの難問であってはならない。
アクセシビリティを超えて: 障碍を持つユーザも対等に扱おう ニールセン博士のAlertbox (2001年11月11日) 現在の一般的ウェブデザインでは、障碍を持たないユーザは、全盲もしくは視力の低い人に比べて3倍高いユーザビリティを体験している。ユーザビリティガイドラインに従えばこの問題をかなり改善でき、障碍を持つユーザがウェブサイトやイントラネットで行うタスクの効率を高めることができるだろう。
タグライン・ブルース:ここは何のサイト? ニールセン博士のAlertbox (2001年7月22日) Webサイトのタグラインは、その企業が何を行っていて、競合他社とどこが違うのかがわかるようなものでなくてはならない。タグラインを評価するにあたっては、以下の2つの質問が有効だ。競合他社にもそのまま適用できるだろうか? 正反対の主張をするような会社があるだろうか?
物理的所在地を探すユーザの補助 ニールセン博士のAlertbox (2001年7月8日) 親会社のWebサイトにある情報にもとづいて、ユーザに、近所の小売店、事務所、代理店、その他の事業所を探してもらったところ、成功したユーザはわずか63%しかいなかった。平均すると、今回調査対象とした10サイトは、私たちが策定した所在地検索デザインに関する21のユーザビリティガイドラインのうち、半数未満にしか適合していない。
PDF:画面上での閲覧には不向き ニールセン博士のAlertbox (2001年6月10日) PDFの閲覧をユーザに強要すると、HTMLページに比べて、ユーザビリティは約300%ほど低下する。PDFは、ユーザが印刷する見込みの高い文書に限って採用すべきだ。この場合、6つの基本的なガイドラインに従うことで、ユーザビリティ問題を防止することができるだろう。
Flash:99%有害 ニールセン博士のAlertbox (2000年10月29日) マルチメディアはウェブの役割のひとつではあるが、現在のFlash技術は以下の3つの点でユーザビリティを損ねる傾向がある。まず、デザインがダメになる可能性が高い。また、ウェブの基本的なインタラクションスタイルからも逸脱している。さらに、本来ならサイトの核となる値打ちを高めるために利用すべき資源を無駄使いしてしまう。
Webデザインの終焉 ニールセン博士のAlertbox (2000年7月23日) ウェブサイトの間では、以下のあらゆる点で、見た目で独自性を出そうとか、変わったデザインにしようといった傾向にかげりが見えてくるだろう。 視覚的デザイン 用語とラベリング インタラクションデザインとワー…
Alertbox: この5年間を振り返って ニールセン博士のAlertbox (2000年5月28日) 最初のAlertboxの日付は1995年6月、実際には1995年5月25日に発表されている (締め切り前に発表できた数少ない回のひとつだ :-) 1995年に私は7つのAlertboxを発表し、3万ペ…
インターネットクライアントのデザインにようやく進歩が ニールセン博士のAlertbox (2000年4月30日) この7年間というもの、クライアントソフトウェアには何の進歩もなかった。1993年にMosaicがウェブの特徴を決定付けて以降、ページのレイアウトが派手になっただけで、ユーザインターフェイスは少しもよく…
リセットとキャンセルボタン ニールセン博士のAlertbox (2000年4月16日) ウェブの入力フォームのユーザビリティは、リセットボタンを取り除くことで向上するはずだ。同様に、キャンセルボタンもウェブ上ではほとんど価値がない。 どんな状況からも脱出できるように「非常出口」を用意し、…