ワークフローを分断させるデザイン ニールセン博士のAlertbox (2012年3月28日) タスクの実行がスムーズだとアプリケーションの利用は楽しいものになる。しかし、引っかかりのあるデザインや無理のある実装によって、ワークフローはよく分断されがちである。
ブラウザとGUIクローム ニールセン博士のAlertbox (2012年2月14日) 「クローム」は、ユーザーのデータやウェブページのコンテンツを取り囲む、ユーザーインタフェースのオーバーヘッドである。クロームは肥大化すると利用可能なピクセルの半分を食いつぶすこともあるが、使用量が妥当ならユーザビリティを向上させるものだ。
オーバーロードコマンド vs. 汎用コマンド ニールセン博士のAlertbox (2012年1月12日) 類似しているコマンドに異なる結果をオーバーロード(多重定義)するのは混乱の元だ。複数のアクションに同じコマンドを使うのは、それによって概念的な結果が同じになる場合にはユーザビリティを強化する。
ワークフローの期待: 適切なタイミングで手順を示す ニールセン博士のAlertbox (2011年5月19日) アプリケーションの、ある手順でのアクションはその後の手順に影響を及ぼす。ユーザーがこの関係性を理解しないとき、ユーザビリティは損なわれることになる。
アプリケーション開発企業の姿勢を問う 黒須教授のユーザ工学講義 (2010年7月30日) メジャーなメーカーのソフトが使いにくく、フリーウェアや安価な製品の方が使いやすいということを、メジャーなメーカー達は虚心に反省すべきだと思う。要するにユーザーエクスペリエンス(UX)などといいつつ、実はユーザの持っている本質的な要求に対応できていないのだ。
GUIデザインにおけるアクションとオブジェクトの近さ ニールセン博士のAlertbox (2010年3月8日) ユーザーが処理中のオブジェクトと、ボタンやチェックボックスといったGUI要素の距離が遠すぎると、機能は見落とされる。
エキスパートユーザーでテストする ニールセン博士のAlertbox (2010年1月25日) 熟練したユーザーを対象とするユーザビリティ調査は、初心者対象の調査よりも実施が難しく、改善できる点も少ないのが普通だ。それでも、エキスパートのパフォーマンスを改善することは、たいていの場合、努力する価値がある。
UIと製品のカスタマイゼーション ニールセン博士のAlertbox (2009年8月17日) UIをユーザーがカスタマイズ可能なウェブサイトは、通常のサイトと同程度のユーザビリティがあると評価された。しかし、製品をカスタマイズするためのサイトは、複雑なワークフローが原因でかなり悪い評価となった。
2008年 アプリケーションUI・ベスト10 ニールセン博士のAlertbox (2008年8月12日) 入選者の多くは、複雑な情報を一つの概要として提供する際にダッシュボード、そしてユーザをダイアログに確実に気付かせるためにはライトボックスを使っている。 また、Office 2007 のリボンの早期採用の著しさは驚きに値する。
「OK」「キャンセル」、どちらが先か? ニールセン博士のAlertbox (2008年5月27日) OKボタンはキャンセルボタンの前と後、どちらに置くべきか? ダイアログボックスをデザインするたびにその都度判断するよりも、各プラットフォームでの慣習に従う方が大切だ。