100年製品を目指そう 黒須教授のユーザ工学講義 2012年1月16日 資源は枯渇する一方で、需要は増大する。石油で約40年、金属についても長く見積もっても100年は保たないと見られている。しかし、HCD関係者には何もできない訳ではない。それが100年製品の考え方だ。
2008年のユーザビリティ展望 黒須教授のユーザ工学講義 2008年1月17日 年頭にあたって、ユーザビリティに関する展望を書いてみることにする。ようするに、最近の状況や動向を見た雑感である。 (1) 危機意識の喪失 ユーザビリティ活動がある程度まで活性化してきたのは関係者の努力…
5年後のネット環境 黒須教授のユーザ工学講義 2004年1月27日 5年後シリーズの最後としてネットの5年後を考えてみたい。ネットの普及は本当に驚異的だった。これほど急速に、多様な使い方がされるようになり、多数の人が利用するようになるとは思っていなかった。もっとも現在…
5年後のパソコン環境<後編> 黒須教授のユーザ工学講義 2004年1月13日 大きな変化が生じるとしたら、それはむしろサブノートやノートの方だろう。自分の作業環境、それは仕事に限らず、エンターテイメントであってもいいし、個人的な用件であってもいいのだが、それを処理する環境として…
5年後のパソコン環境<前編> 黒須教授のユーザ工学講義 2004年1月5日 10年、30年というオーダーになると将来予測というのはかなり難しい。10年、30年先の技術開発の状態を考えるためには、まず10年前、30年前に技術がどうであったかを考えてみるとよいだろう。10年前、1…
5年後の携帯機器<後編> 黒須教授のユーザ工学講義 2003年12月22日 現在携帯機器はある種の試行錯誤の時期に入っているように思うが、近い将来、携帯電話をベースに一種の機能てんこ盛り状態になると考えられる。すでに現在の時点で、携帯電話は、機種にもよるが、電話端末、メール端…
5年後の携帯機器<前編> 黒須教授のユーザ工学講義 2003年12月15日 異文化研究で著名なホフステッドによって集合主義的とされた日本人であるが、近年、パーソナル機器の普及によって、そのあり方には多少変化が生じてきたように思う。以前はテレビもビデオもステレオも電話も一家に一…
1999年の予測を再点検 ニールセン博士のAlertbox 1999年12月26日 ※1999年のウェブ予測に関する補足記事 1998年12月に、私は1999年のウェブ・トレンドを6つ予測した。 ウェブはペースを落とし、重要な変化が起こるには1年以上かかるようになるだろう モバイルか…
1998年の予測を再点検 ニールセン博士のAlertbox 1998年12月27日 ※1999年のウェブ予測に関するコラムへの補足記事 1998年1月、私は1998年に起こる見込みのあることを3つ予測した。また、同年中は実現の見込みがないと思われることも3つ予測した。見込みありとした…
1998年には実現しそうにないこと ニールセン博士のAlertbox 1998年1月1日 ※1998年のウェブトレンドへの補足記事 1994~1995年にかけての爆発的成長の時代には、毎月のようになにか革命的なもに比べれば、ここのところ、ウェブの動きはかなり沈静化してきた。たとえ「インター…