製造業におけるサービス活動 黒須教授のユーザ工学講義 2013年7月1日 冷蔵庫の調子がおかしくなったので、メーカーのユーザ相談窓口に電話をかけた。サービス活動として、職員の応対は満足できるものだったが、問題は、職員につながるまでのその待ち時間だ。
経験工学について 黒須教授のユーザ工学講義 2013年6月3日 人間の経験をより適切なものにするためのアプローチである「経験工学」という言葉について、まだ国内ではあまり話をしてこなかったので、ちょっと簡単に整理しておきたい。
モノ、活動、状態の人間中心設計 黒須教授のユーザ工学講義 2013年5月9日 モノ、活動、状態が提供される対価として金銭の授受が発生する。このモノ、活動、状態ということについて、人間中心設計がどう取り組むべきかを考えてみたい。
サービス業とサービス活動 黒須教授のユーザ工学講義 2013年3月25日 サービスというテーマについて、既存の資料によってその切り口の幾つかを示す。明らかになったのは、ISO 9241-210のような「付け足し」的な扱いでは到底把握しきれない多様性がサービスにはあるということだ。
続・虚業の人間中心設計とClarkの産業分類 黒須教授のユーザ工学講義 2013年3月13日 ISO 9241-210におけるサービスという用語の導入への批判を切っ掛けとして、改めてサービスについて調べ、考えつつある僕だが、その成果を皆さんと共有したいと思う。今回は、Clark, C.による産業分類についてである。
虚業の人間中心設計 黒須教授のユーザ工学講義 2013年2月12日 第二次産業を対象にして構築されたISO 13407以来の人間中心設計の枠組みを、「もの」を作らない虚業としての第三次産業にもそのまま適用しようとするのは大いに疑問がある。新たな枠組みが作られるべきであろう。
ISO 9241-210批判 3/3 黒須教授のユーザ工学講義 2013年2月1日 ISO 9241-210:2010には大きく3つの問題がある。その問題について3回に分けて指摘する。3回目は、HCDのプロセス図の改悪について。
ISO 9241-210批判 2/3 黒須教授のユーザ工学講義 2013年1月30日 ISO 9241-210:2010には大きく3つの問題がある。その問題について3回に分けて指摘する。2回目は、対象としてサービスを安易に取り入れていることについて。
知的所有権の運用のユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 2013年1月21日 他人の著作物を公開目的で利用しようとすると、許諾の手続きは煩雑で、場合によってはとてつもない金額の料金を要求されることもある。芸術や学問の成立を危うくしたり、質を低下させたりしないためにも、許諾手続きの簡便化と、適正な料金設定を主張したい。
ATMにおけるヒューマンウェアとの棲み分け 黒須教授のユーザ工学講義 2010年4月25日 人工物には、ハードウェア、ソフトウェアだけでなくヒューマンウェアも含まれる。ヒューマンウェアは、挨拶の仕方や給仕のやり方など、人間の動作や行動について規定されたこととか、人間が行うサービス行為などの意…