ユーザー満足度 vs. パフォーマンス指標 ニールセン博士のAlertbox (2012年10月22日) ユーザーが一般に好むのは、すぐに使える使いやすいデザインである。しかし、満足度と客観的ユーザビリティ指標の相関は100%ではない。
移動ユーザビリティラボ ニールセン博士のAlertbox (2012年9月21日) ユーザーテストはどこでも実施可能だ。機内持ち込みサイズのバッグに収まる機材で実施される、我々の海外調査の様子を紹介する。
最も重要なユーザビリティ活動 ニールセン博士のAlertbox (2012年7月31日) 実施する価値が最もあるのはフィールドスタディだろうか、それともユーザーテストだろうか。それは企業のユーザビリティ成熟度に左右されるが、できることが1つだけなら、ユーザーテストが確実である。
A/Bテスト、ユーザビリティエンジニアリング、抜本的革新:どれが最も有益か ニールセン博士のAlertbox (2012年4月5日) デザインを改善する3つのアプローチには各々使い道があるが、そのコストや効果、リスクは大きく異なる。
中国でのフィールドワーク講義体験 黒須教授のユーザ工学講義 (2012年2月24日) 大学では講義だけを行った。修士の学生は英語ができるので、すべて英語で行ったが、HCD、ユーザビリティ、UXといった基本のほかに、フィールドワークのやり方やユニバーサルデザイン、人工物発達学、100年製品などを話した。学生の態度は熱心で、こちらの説明中にどんどん質問がくる。こうした積極性は中国のこれからの発展を示唆するものだ。
内観を大切にしよう 黒須教授のユーザ工学講義 (2012年2月15日) ほんとうに欲しいのは行動の結果ではなく、その意味である。ユーザビリティ関係者にしてもマーケティング関係者にしても、もちろん心理学者にしても、事実だけにこだわる行動主義の限界を感じていた。意味を考えるために、行動主義の規範から外に踏み出してしまっているのであれば、解釈に影響を及ぼしている担当者自身の内的プロセスに対する内省や内観をもっと重視すべきである。
グループワークと主体性 黒須教授のユーザ工学講義 (2012年2月8日) 過去のドラスティックなシステム提案は、すべてではないにしろ有能な個人の主体的思考や行動から生まれたと思っているが、グループワークがそうした意気込みを持った主体的な個人の角を矯めてしまうことになりはしないか。
質的データの分析に手法は必要か【更新】 黒須教授のユーザ工学講義 (2011年12月27日) いろいろな分析法を利用することは、時にマネージャや設計者、デザイナなどの関係者が頑迷な場合には理論武装として必要だったかもしれない。しかし現在においては、もう必要ないのではないか。
定量的ユーザビリティでの、正確さ vs. 洞察 ニールセン博士のAlertbox (2011年12月1日) ほんのわずかなことを過剰な精度で知ることに予算全部を使うよりは、ユーザビリティ指標の誤差範囲をより広いものとして受け入れるほうが良い。