UXプロトタイプ:低忠実度か高忠実度か ニールセン博士のAlertbox (2017年4月10日) クリック可能か静的か。Axureかペーパーか。だが、利用するプロトタイピングツールが何であれ、有効なユーザー調査のためにユーザーインタフェースのプロトタイプを作成するときのヒントは同じである。
経験想起法ERM: Experience Recollection Method 黒須教授のユーザ工学講義 (2017年2月1日) 以前に開発したUX Graphには、時間経過とともに曖昧になる人間の記憶に基いた主観評価値を、グラフの形に描いていいかという疑問があった。そこで思い切ってグラフを削除した経験想起法を提唱するに至った。
カスタマージャーニーマップは、いつどのように作るべきか ニールセン博士のAlertbox (2016年11月17日) カスタマージャーニーマップとは、物語と視覚化という2つの強力なツールを組み合わせることで、開発チームが顧客のニーズを理解して、対処できるようにしたものである。コンテキストやビジネスゴールによって、マップの取るかたちはさまざまだが、そこにはある決まった要素が一般に含まれている。また、根本になるガイドラインがあり、そうしたガイドラインに従うことで、もっともうまくいく。
アメリカでのリサーチ計画時に気をつけること: 学びについて 海外とのかけ橋 (2016年10月17日) 今回は、アメリカでのリサーチプロジェクトを実施する際に、日本人リサーチャーが「学び」について理解しておきたい背景を取り上げたいと思います。
アメリカでのリサーチ計画時に気をつけること: 婚姻状況と家族のかたち 海外とのかけ橋 (2016年9月13日) アメリカでのリサーチプロジェクトを実施する際に日本人リサーチャーが無意識に陥りやすいデモグラフィック事項の落とし穴の一つ、婚姻状況と家族のかたちについて、今回は考えたいと思います。
ユーザー調査での質問、自由回答式と選択式、どちらがいいか ニールセン博士のAlertbox (2016年8月30日) 自由回答式の質問をすれば、文やリスト、ストーリーによる回答が得られる。一方、選択式質問は得られる回答に限界がある。
A/Bテストについて思うこと 黒須教授のユーザ工学講義 (2016年7月12日) A/Bテストについて二つの観点から触れておきたい。一つは「A/Bテストに仮説検定は向かない」という考え方は不適切だということ。もう一つは「良い」方を選ぶことを繰り返すうちに、全体の整合性がとれなくなってしまうことが起こりうるということである。
アイコンのユーザビリティテスト ニールセン博士のAlertbox (2016年5月17日) ユーザーがアイコンの意味や目的をきちんと理解できるように、製品開発サイクルのさまざまなステージで複数の種類のテストを実施しよう。
問題指向・不満指向のアプローチ 黒須教授のユーザ工学講義 (2016年2月5日) 問題点や不満足なことは、ユーザが実際に製品やサービスを利用して見出される。ユーザ調査では、ユーザが、どう目標を達成しようとして、どんな人工物を利用し、どんな形で問題解決を行っているか、ということが基本になるべきだ。
UIの操作性を検証するだけではもったいない: (1)最初にユーザビリティテストを薦めるわけ 実践HCD (2015年12月9日) 私たちは日頃からウェブサイトやアプリ、形ある製品など、様々なUIやUXの改善業務に従事していますが、そんな中での気づきを紹介します。今回は、UIやUXの改善を思い立った時に、まずはユーザビリティテストの実施をお薦めしたい、というお話です。