レビューサイトのUX 黒須教授のユーザ工学講義 2020年7月20日 レビューサイトは、商品やサービスの体験者のUXを記述した評価を潜在顧客が知ることによって購入に至ることが期待されている。サイトによっては高い評価も低い評価もすべて閲覧可能にしてあるが、この低評価のなかには、お宝になる情報も含まれている。
『UX原論』の刊行 黒須教授のユーザ工学講義 2020年4月27日 2018年の秋に企画を立て、その年の初冬から執筆を始めた『UX原論』が2020年1月にようやく脱稿し、2020年4月28日に販売されることになったので、この場をお借りして、少しPRさせていただきたい。
消費税値上げを契機として、政治のUXを考えよう 黒須教授のユーザ工学講義 2019年10月8日 ゆで蛙のたとえ話は人間性の本質を突いている。「不快に感じず」「そこそこ満足」できる範囲で、政治家やマーケッターの意図する方向に誘導されても、その時のUXつまり気づきが、大きくネガティブなものでないかぎり、それは受容されてしまうのだ。
4KテレビのUX 黒須教授のユーザ工学講義 2019年5月8日 我が家に4Kテレビがやってきた。以下にそのUXについて報告しておきたい。今回の記事では、4Kテレビに関する僕の個人的UX記録を通して、UXがユーザビリティという品質特性だけでなく、さまざまな品質特性に関係あることを示したいと思っている。
UX評価値の意味するもの-ERMデータを読む- 黒須教授のユーザ工学講義 2019年3月26日 ERM(経験想起法)に見られるUX評価値の時間軸に関する変動は、最近の評価による影響が大きい。現時点での評価は「総評」的なものが多く、過去のエピソードを探らずに現時点だけの評価を求めたのでは、人々の経験値を理解することは困難である。
設計中にも使えるUX予測評価法 黒須教授のユーザ工学講義 2018年12月26日 UXの一部、感情的な側面についてなら、設計中にUXを予測的に評価することは可能と考える。ここでは、仮に感情グリッド改良版と呼ぶ手法を紹介しておこう。この手法を使えば、ウェブサイトの画面の印象がちょっと強すぎるかな/弱すぎるかなといった点が分かるだろう。
ユーザ中心設計のコアと世間に広まっている誤解 黒須教授のユーザ工学講義 2018年11月6日 ISO 13407とISO 9241-210、どちらの規格でもユーザビリティがコア概念となっている。さらに、ISO 9241-210の冒頭では「ユーザ」を連呼しており、それだったらユーザ中心設計とすれば良かったのではないか、と思えてしまう。
UX評価をフィードバックとして活用する 黒須教授のユーザ工学講義 2018年1月15日 UX評価とは、利用側プロセス全体、つまり長期的な利用実態調査のことである。評価や分析と、その次の企画作業とは連動させるべきであり、評価分析のデータを活用することによって、ユーザの抱えている問題を把握し、よりよい人工物の設計につなげてゆくことが望ましい。
セミナー:新時代へ突入した車内UI/UXの最前線 U-Siteからのお知らせ 2018年1月12日 弊社では、「新時代へ突入した車内UI/UXの最前線」と題したセミナーを、1月31日(水)、新宿住友スカイルームにて開催いたしました。
UXグラフ(ERM)ツールの使い方 (2) 黒須教授のユーザ工学講義 2017年12月27日 ERM (経験想起法)について、前回は、インフォーマントの経験に関するデータの、オンラインツールを使った集め方を説明した。今回は、データを集めた後、それをどのように分析して利用するかについて、サンプルデータを使って説明しよう。