フラットデザイン: 起源、問題、フラット2.0のほうが望ましい理由 ニールセン博士のAlertbox 2015年11月2日 フラットデザインとは2012年ごろに広まったWebデザインのスタイルである。それは広く今も利用されているが、過度な利用は深刻なユーザビリティ上の問題を引き起こしかねない。フラットデザインによって発生するユーザビリティ上の最大の課題の1つに、クリック可能な要素のシグニファイア不足がある。フラットデザイン2.0は、それに対する優れた解決策を提供してくれる可能性がある。
低コントラストのテキストは解決策にならない ニールセン博士のAlertbox 2015年9月16日 低コントラストのテキストがトレンドのようだ。しかし、それは視認性が悪く、発見しにくく、アクセシビリティも劣る。代わりに、もっとユーザブルな代案を検討しよう。
青色リンクのその先に: クリック可能なものは見てわかるようにしよう ニールセン博士のAlertbox 2015年5月11日 フラットデザインか否かにかかわらず、インタラクティブな要素は、クリック可能とわかる十分な手がかりを提供する必要がある。枠線、色、サイズ、一貫性、配置や、Web標準の遵守といった手がかりによってクリックできることを伝えれば、インタラクティブな要素の外観はそれにふさわしいものとなる。
デザイン変更は抜本的にやるべきか、それとも、少しずつやるべきか ニールセン博士のAlertbox 2015年3月9日 古いものを捨て、新しいものを取り入れる前に、そうすることがユーザーの目標達成のために必要だという確実な証拠があることを確かめよう。
ファーストビューに関するマニフェスト: ページの折り目が今も大事な理由 ニールセン博士のAlertbox 2015年2月16日 ページ上部に何を表示し、何を非表示にするかは、画面サイズにかかわらず、常にユーザーエクスペリエンスに影響するものだ。ファーストビュー内に表示されているかどうかで、ユーザーの情報の取り扱い方には平均84%もの差が出る。
動画のユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox 2014年12月15日 動画コンテンツは、それをユーザーがコントロールでき、どのような内容かわかり、他のアクセス方法もあるときにのみ、有益である。
画像重視のデザイン:大きければいいのか ニールセン博士のAlertbox 2014年10月20日 大きな画像には視覚に訴える力がある。しかし、その優先順位づけを誤ると、全体のユーザーエクスペリエンスにとっては害になりうる。
最大にすべきはコンテンツ対クローム比であって、画面上のコンテンツ量ではない ニールセン博士のAlertbox 2014年10月14日 大きな画面でクロームを隠しても、コンテンツ対クローム比はほとんど改善されないばかりか、発見しやすさやインタラクションコストに大きな影響が出てしまう。
Webデザインの慣習を破ることは、ユーザーエクスペリエンスを破壊すること ニールセン博士のAlertbox 2014年10月6日 Bucknell Universityのサイトの、型破りなレスポンシブデザインへの変更は話題を呼んだが、それによってユーザビリティがかなり犠牲になっていることが、学生と保護者によるテストで明らかになった。
入力フォームのプレースホルダーを使ってはいけない ニールセン博士のAlertbox 2014年6月17日 入力フォームのプレースホルダーテキストは、入力欄にどんな情報を入れたのかをユーザーが思い出すことや、エラーのチェック・修正を難しくしてしまう。また、視覚や認知機能に障害のあるユーザーにはさらなる負担となる。