SQuaREを見直そう 黒須教授のユーザ工学講義 2011年6月2日 SQuaRE(ISO 9126-1より改訂)が国際規格になろうとしているこの時期、ユーザビリティ関係者に、この規格について関心をもっていただけるといい、と考えている。
もっとネガティブな経験に注目を 黒須教授のユーザ工学講義 2011年5月27日 UXは本来、長期間のユーザの経験を重視する活動だった筈だ。本質的な問題点を確認し、それをどのようにして無くして行くかという努力を忘れてはならない。
HCI研究におけるユーザビリティの立ち位置 黒須教授のユーザ工学講義 2011年4月12日 ヒューマンインタフェースに関連した技術系と人間系のキーパーソンが集まって、連絡会のような組織を国内に作ろうという動きがある。この組織化がうまく動くようになれば、日本におけるHI研究はもっと進展するに違いない。
ローカリゼーションのあり方 黒須教授のユーザ工学講義 2011年4月6日 ローカライズしようとする側の素朴な親切心は理解できるものの、その裏側に潜む傲慢さの可能性を感じてしまった。ローカライズされる側の不快感について、日本はちゃんと理解してきたのだろうか。
HCDとUCD 黒須教授のユーザ工学講義 2011年3月29日 ISO 13407以来、当たり前のように使ってきたHCDという言い方を見直す必要があるのではないかと感じています。そもそもusabilityという概念はuseという動詞が基本であり、それを行う人はuserです。だからusabilityという概念は、ユーザという概念を対象にしたものと考えた方がいいように思います。
ユーザとは??? 黒須教授のユーザ工学講義 2011年3月24日 TC159のSC4にUsability Ad Hocグループが設置され、ユーザビリティに安全性(safety)を含めるか、利用する(use)と相互作用をする(interact with)という意味の違い、ユーザの定義をどうするかどうかなど、幾つかの根本的なテーマが議論されています。
エスノブームの適切な定着を – 4 僕のやり方2 黒須教授のユーザ工学講義 2011年3月9日 インタビューをする場合の時間として、前回、およそ2時間と書いたが、これはインフォーマントの疲労や都合を考えた場合、だいたい適切な時間と思われる。これ以上時間をかけるとインフォーマントだけでなく、調査者も疲労が蓄積されてきてしまう。
エスノブームの適切な定着を - 3 僕のやり方1 黒須教授のユーザ工学講義 2011年2月17日 前記事はこちら(エスノブームの適切な定着を – 2 邪心と虚心) あくまでもご参考にということで、僕のやり方を要約してご紹介しておきたい。この紙面でご紹介できる範囲ということで、かなり絞っ…
エスノブームの適切な定着を - 2 邪心と虚心 黒須教授のユーザ工学講義 2011年2月10日 エスノの流行について危惧していることは幾つかある。ひとつは万能幻想、もうひとつは支援幻想、さらに簡単幻想といったところだ。
エスノブームの適切な定着を - 1 基本概念について 黒須教授のユーザ工学講義 2011年2月3日 エスノというキーワードが流行っている。この世の中、過度な期待をかけられてそれが不十分な成果しかあげないと反対に極端に否定的な見方が広まることもある。適切な理解が広まり、適切に利用されることが望ましいのだが、現在の日本でのエスノブームでは、かなり誤解されている面があるように思う。