デザインプロセスについて 2/4 黒須教授のユーザ工学講義 (2020年1月14日) ISO 9241-210:2019の大きな改変は、7.2から7.5の設計活動が、設計、という枠組みに含まれることを明確化する大きな枠に囲まれていることである。同時に、ISO 13407:1999では曖昧な位置づけにおかれていた企画や計画(Planning)が、活動を表す「人間中心設計プロセスの計画」という矩形で表現されたことである。
デザインプロセスについて 1/4 黒須教授のユーザ工学講義 (2019年12月18日) 設計のプロセスモデルについては、ISO 13407:1999がその考え方を提示して以来、「ぐるぐるまわすこと」というような形での理解がそれなりに浸透している。そこで本稿ではまず、PDSやPDCAについて触れたいと思う。
ジャーニーマップの作成:よくある9つの質問 ニールセン博士のAlertbox (2019年11月6日) ジャーニーマップは、組織内に共通の土台を構築する役に立つ。しかし、マップの範囲と作成方法について疑問があったり、誤解しているUX実践者は多い。
カスタマージャーニーマップ作成のための調査の方法 ニールセン博士のAlertbox (2019年9月17日) カスタマージャーニーマップのために調査を実施する際は、インタビューやフィールド調査、日記調査など、ユーザーと直接やり取りができたり、彼らを直に観察できる、定性的な手法を利用しよう。
ケーススタディ:NN/gホームページの反復的なデザインとプロトタイプテスト ニールセン博士のAlertbox (2019年4月24日) NN/gホームページのデザイン変更では、複数のデザイン目的をバランスさせるために、迅速で反復的なプロトタイピングとユーザビリティテストをおこなった。
UXエキスパートレビュー ニールセン博士のAlertbox (2018年9月20日) エキスパートレビューとは、ユーザビリティの問題や長所を特定することを目的として、UXエキスパートがおこなうデザイン分析のことである。
科学的法則とデザインの現場 黒須教授のユーザ工学講義 (2018年9月13日) Fittsの法則のような多くの心理学的な法則は、必ずしも実際の設計の現場でそれを利用するのが適切とは思われない。法則を適用する代わりに、実験を行って得たデータによって判断することが適切なのである。
ペルソナが失敗する理由 ニールセン博士のAlertbox (2018年8月30日) ペルソナはUXの作業に有益なツールであるのに、なぜしばしば失敗するのか。ペルソナの失敗の原因になる問題と、そうした問題を回避して克服する方法を知ろう。
社会的デザインと、デザインにおける理知的側面 黒須教授のユーザ工学講義 (2018年8月28日) 機器の外観やグラフィックのデザインの仕事には、直感と感性、そして描画や造形のスキルが重要だ。だが、近未来のデザイン領域のデザイナーにとっては、それらや、人間工学や認知工学の知識だけでなく、洞察力や論理的思考能力、つまり理知的側面が重要だと考えている。