オンラインか対面か – これからのミーティングのあり方 黒須教授のユーザ工学講義 (2022年12月22日) 新型コロナの感染が世界中に拡大して以降、国際会議や、国内の学会や研究会、大学の講義や企業などの会議も次々にオンライン開催に移行した。このようなミーティングのオンライン開催と対面開催について、その得失を考えてみたい。
効率と選択肢 黒須教授のユーザ工学講義 (2020年2月25日) コミュニケーションが効率的になったというのは、ユーザビリティが向上した、ということになる。しかし、それで人々は十分に満足しているのだろうか。使って良かったなという気持ちになれる手段をユースフルであるとすれば、ユーザブルだけどユースフルではない状況のようにも思う。
SNSにおけるシェアリング-それは適切なUXをもたらしているか 黒須教授のユーザ工学講義 (2019年4月9日) 不特定多数への拡散目的で情報をSNSでシェアして、人に見られるのが楽しければそれでいいだろう。しかし「いいね」やfollowerを気にしだすと、その圧力に押され動かされることになるのではないか。それはSNSのUXとして適切だろうか。
なぜそんなに繋がろうとするのか(後編) 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年10月25日) たしかにSNSはソーシャルな場ではあるけれど、そこで本当に有意味な双方向コミュニケーションが成立しているといえるのだろうか。
なぜそんなに繋がろうとするのか(前編) 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年10月23日) 人はなぜ他人と繋がりたいのか。なぜコミュニケーションをせずにはいられないのか。SNSでのコミュニケーションの性質を考えてみよう。
コミュニケーションデザインにおけるプロセス 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年8月7日) 損害保険の書類のやりとりでは、インタラクションの回数や一回の記入量は会社によって異なる。それなのに、そのなかの一回の書類だけを評価するということで良いのだろうか。
身体直接性とユーザエクスペリエンス 黒須教授のユーザ工学講義 (2010年10月26日) 現代の生活はバーチャルな情報に満ちているが、忘れてならないのは、バーチャルな世界はどれだけリアルに感じられても結局のところ身体直接性は低いということだ。そして、身体直接性というものは、現実世界における自己の定位、つまり、自分が世界のなかでどこにいてどのようにあるのかという認識を持つ上でとても重要なものであると思える。
グループウェアの技術開発と人間研究 黒須教授のユーザ工学講義 (2010年10月14日) グループウェアが対象としている、人間のコミュニケーションや共同作業についてのベーシックな研究が十分に行われていない状況で、企業のシステム開発者の着想に頼るだけで、今後も本当に適切なシステムやサービスの開発が行えるのだろうか。
コミュニケーションインタフェースと人間中心設計 黒須教授のユーザ工学講義 (2006年6月12日) 学びの場はコミュニケーションの場の一つとして重要なものだ。Lave and Wenger (1991)や上野(2004)、森下(2006)が指摘しているように、そうした場における人や道具の空間的配置と…
SNSのユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 (2005年9月13日) ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は順調に発達しているようだ。最大手のMixiの場合、そのアクティブ利用者は近々100万人に到達する見込みらしい。私は以前から新しいネットの利用法として興味を…