音のインタフェースの識別性と同定性 黒須教授のユーザ工学講義 (2015年9月7日) 音やメロディーや合成音声を使ったサウンドインタフェースは、他と違ったものであることが分かる識別性だけでは十分とはいえず、それがどういう機器のどういう状態を報知しているのかが理解できるという同定性が高いことも重要である。
インタラクションの待ち時間 黒須教授のユーザ工学講義 (2015年9月2日) ユーザの期待と利用状況とをきちんと把握すれば、インタラクティブシステムの応答時間を適切にデザインし最適化することは不可能ではないだろう。UXDは、こうした時間制御のデザインをも含んでいるのだ。
効率を期待より優先してはならない ニールセン博士のAlertbox (2015年8月7日) ステップを削減することでユーザーの効率を上げようとする機能は、過去の経験に基づく既存のメンタルモデルや期待に合わない場合、結果的にユーザーに害をなすこともある。
身体的インタラクションと認知的インタラクション 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年12月9日) 人間は、外界の刺激を単に受容するだけでなく、そこに投映というメカニズムでリアクションを行うことができるわけであり、それは認知的インタラクションと言えるだろう。この考え方は、HCI、つまり、人間とコンピュータのインタラクションを考える時にも重要なものだろう。
インタラクションコスト ニールセン博士のAlertbox (2013年9月18日) インタラクションコストとは、ユーザーが目標を達成するため、サイトとインタラクトするのに必要な、精神的・肉体的な努力の総計である。
Licklider-CSCWの研究を予見し、SNSの普及を示唆 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年8月19日) 今回取り上げるのはLickliderによる“Man-Computer Symbiosis”(人間とコンピュータの共生)と、それに関連した論文である。UXデザイン関係者など、HCIに係わる人々が広く読んでおくべきものだ。
タッチスクリーンの代替としての人体 ニールセン博士のAlertbox (2013年8月5日) 自分の身体へのタッチはどこに触れているかを正確に感じ取れるが、これはどんな外部機器にも勝るフィードバックである。そのうえ、自分の身体を置き忘れることは決してない。
UIが速すぎる場合 ニールセン博士のAlertbox (2013年7月22日) ユーザーは、変化が速すぎるものを見落とすことがある。また、気がついているときでも、画面上の変化する要素を、限られた時間内に理解するのはさらに難しい。
離散的インタラクションと連続的インタラクション 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年5月20日) これまでのインタラクションの設計法や評価法は、やりとりの間に時間的な差がある、離散的なものを前提としていた。しかし、スマートホンの地図アプリのような、連続的なインタラクションのためには、設計法や評価法を新たに開発する必要があるだろう。
ネコ向けのモバイルユーザビリティ: ネコ科のために不可欠なデザイン原則 ニールセン博士のAlertbox (2013年4月1日) ネコ科動物ユーザーのためには特別な配慮が求められる。ネコの手に合わせた大きなタッチターゲット、途切れることのないアニメーション、しっかりと音でインストラクションしてあげることなどだ。