日本におけるHCI研究の特異性 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年6月17日) 日本におけるHCI研究の特徴は、インタフェース技術関連が多い一方で、社会関連のものが圧倒的に欠落している点だ。日本の研究者は、もっと自分の周辺を見渡し、生活や社会における課題発掘に力を入れて行くべきではないか、と思われる。
まず概念をきちんとしよう 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年2月25日) 明確で共有できる定義がない状態だと、同じ言葉をお互いに少しずつ違ったイメージをもたせながら使い、意味が通じているような錯覚に陥ってしまいかねない。アカデミアの人だけでなく実務家の皆さんも、自分の使っている概念について外延的な定義を明確に持ち、他人に説明ができるようにする必要があるだろう。
第4期 人間中心設計専門家の受験申込 受付中! U-Siteからのお知らせ (2012年12月26日) HCD-Net(人間中心設計推進機構)からの、「第4期 人間中心設計専門家の受験申込 受付中!」のお知らせを転載いたします。
UX工学のすゝめ 黒須教授のユーザ工学講義 (2012年12月19日) ユニバーサルデザインと同様に、今のままではUXも流行語として短命に終わってしまう危険性がある。UXには、概念の明確化と、設計・評価・確認の方法論の整備が必要だ。僕はそれをUX工学と呼びたい。
HCD-Net、第4期 人間中心設計専門家認定制度の受験者募集を12月20日から開始 U-Siteからのお知らせ (2012年12月5日) HCD-Net(人間中心設計推進機構)からの、「第4期 人間中心設計専門家認定制度の受験者募集」のお知らせを転載いたします。
HCD-Net 第4期認定人間中心設計専門家の受験者向け説明会 U-Siteからのお知らせ (2012年11月27日) HCD-Net(人間中心設計推進機構)からの、「第4期認定人間中心設計専門家の受験者向け説明会」開催のお知らせを転載いたします。
インドでも台湾でも同じだった 黒須教授のユーザ工学講義 (2012年6月29日) 「中国でのフィールドワーク講義体験」では中国の若い人たちの英語力の水準の高さと、新しい技術や考え方に対する強い関心とモチベーションを紹介した。そしてインドも、学会会場やホテルの敷地内はきちんとしているものの、一歩街中にでるとインド特有の混沌とした世界が広がっていた。ハングリー精神に基づいた強いモチベーションがありそうだ...
ユーザビリティやUXとアカデミア 黒須教授のユーザ工学講義 (2012年5月9日) HCIの国際会議に対して求めるものが、アカデミアの人と産業側の人で大きく異なっているのではないか。そして現在の国際会議はアカデミア側のニーズを満たすことに偏っているのではないか。
ローカリゼーションのあり方 黒須教授のユーザ工学講義 (2011年4月6日) ローカライズしようとする側の素朴な親切心は理解できるものの、その裏側に潜む傲慢さの可能性を感じてしまった。ローカライズされる側の不快感について、日本はちゃんと理解してきたのだろうか。
UPA 2009で思ったこと 黒須教授のユーザ工学講義 (2009年6月29日) 今年はある大学から予算を提供していただいたのでUPA2009に参加した。UPAに参加するのは数年ぶりのことになる。 さて、UPAは1991年から活動を開始したが、少なくとも現在は学会というよりは実践家…