モバイル機器: あと一息で実用的 ニールセン博士のAlertbox (2003年8月18日) 新しいモバイル機器は、前世代のものに比べると飛躍的によくなっているが、本当の勝利といえるほどのものではない。この目標を達成するには、PC と一体化したアプリケーションと専用のモバイル・サービスが必要だ。ウェブサイトのコンテンツを再利用するだけでは不十分である。
携帯機器が携帯機器でなくなる時 黒須教授のユーザ工学講義 (2003年4月21日) 腕時計をはじめとして、PDAなどの携帯型情報機器、携帯型オーディオ機器、携帯型デジカメ、携帯型ボイスレコーダなど、携帯型の電子機器は多数身の回りに存在するようになった。これらの機器は携帯しているため、…
携帯電話の携帯のしかた 黒須教授のユーザ工学講義 (2002年9月9日) モバイル機器が全盛だ。ウェアラブルという研究も盛んになされている。さて、この動きはどこまで行くのだろうか。どのような形で落ち着くのだろうか。 最近気になりだしたのは携帯電話をどのようにして携帯している…
複数拠点ユーザのサポート ニールセン博士のAlertbox (2002年5月26日) 約半数のユーザは、複数の拠点からインターネットにアクセスしている。このことがサービスのデザインにおよぼす影響は少なくないはずだが、ユーザは1台のコンピュータにしがみついているという前提に立ったシステムは数多い。
繰延べ式ハイパーテキスト: 先送りの満足感 ニールセン博士のAlertbox (2001年9月30日) 情報を求めて完全なブラウジングセッションをナビゲートしていくのは、わずらわしくて、時間がかかる場合がある。モバイル機器では特にそうだ。それならば、繰延べ式のリクエストをかけておいて、情報は後からもらうことにしよう。SMSシステムの中にはこの方式を取り入れたものがある。
使えるモバイルデバイスの登場は間近 ニールセン博士のAlertbox (2001年9月16日) 新しいモバイル機器やサービスは、昨年のモデルよりもずっと現実的かつ実用的になっている。モバイル機器の普及にも拍車がかかりそうだ。ユーザビリティとシンプルさをデザインすることがキーであり、特にクルマ市場では複雑性は危険につながりかねない。
モバイルの未来を先取りする日本製品 ニールセン博士のAlertbox (2001年4月29日) 日本では、現在、新型のインターネット接続デバイスが幅広く出荷されている。中でも目を引くのはEggy(エッギィ)のような新型モバイル写真ユニット、それに2次元の操作を可能にしたiモード端末である。
携帯電話: ヨーロッパの次世代Minitel? ニールセン博士のAlertbox (2001年1月7日) ヨーロッパの携帯電話システムは、合衆国のものよりはるかに優れている。しかし、電話機は、モバイルインターネットのプラットフォームにはならないだろう。とすれば、ヨーロッパの先進性が、かえって本当のイノベーションの邪魔になる可能性もある。フランスのMinitelがそうだったように。
WAPフィールド調査結果 ニールセン博士のAlertbox (2000年12月10日) 英国でのフィールド調査の後、ユーザの70%はWAPを使い続けるつもりはないと答えた。今のところ、サービスのデザインは貧弱で、タスク分析も十分できていない上、従来の非モバイルでのデザインガイドラインを濫用している。WAPのキラーアプリは、暇つぶしである。この先数年は、mコマースの実現は見込み薄だ。
新しい機器に見る、優れたモバイルユーザーエクスペリエンス ニールセン博士のAlertbox (2000年9月17日) 現世代のモバイルインターネット製品、およびサービスは(DEMOmobile 2000カンファレンスで見る限り)ひどいユーザビリティだ。だが、Blackberry、Modo、それにプロトタイプのMicrosoftテレホンといった新しいデバイスが健闘している。