被験者間と被験者内の実験計画 ニールセン博士のAlertbox (2018年11月13日) ユーザーに参加してもらう調査において、グループ間計画は学習効果を軽減する。一方、反復測定計画を用いれば、必要な参加者を少なくして、ランダムノイズを最小限に抑えられる。
定量的なユーザー調査手法:概要 ニールセン博士のAlertbox (2018年10月29日) 製品のユーザーエクスペリエンスについての数値データが必要なのに、何から始めたらよいのかわからない、ということはないだろうか。まず必要なのは正しいツールを選ぶことだ。最もよく使われている定量的手法のリストを確認しよう。
親和図法:UX調査の結果やデザインアイデアを協力して分類する ニールセン博士のAlertbox (2018年9月11日) 親和図法は、長い間、ビジネスで大量のアイデアを構造化するのに用いられてきた。UXの分野では、この手法は調査結果を構造化したり、アイデア発想ワークショップでデザインアイデアを分類するのに利用される。
定量と定性のユーザビリティ調査タスクの作り方 ニールセン博士のAlertbox (2018年8月21日) ユーザビリティ調査はすべて、参加者にタスクの実行を依頼する必要がある。しかし、正しいタスクの作成方法は利用する手法によって異なる。定量調査向けの良いタスクは、具体的で明確だ。一方、定性調査向けの良いタスクは、オープンエンドで、柔軟で探索的である。
原典への旅(2):KJ法と『発想法』その2 黒須教授のユーザ工学講義 (2018年7月17日) 今回は、KJ法の基本的性質やその手順について改めて紹介しておくことにする。KJ法を、単なるカードの寄せ集め技法と思ってしまわず、その背景にある考え方も知っていただきたい。
原典への旅(2):KJ法と『発想法』その1 黒須教授のユーザ工学講義 (2018年7月13日) ポストイットで情報をまとめるKJ法は今では広く使われている。またaffinity diagramや親和図法という表現を耳にした読者も多いことと思う。皆ほとんど同じことなのだが、今回はそのあたりの謎解きに迫る。
『UXリサーチの道具箱』 実践HCD (2018年6月18日) 日本を代表するUXリサーチャ・樽本徹也さんの最新作『UXリサーチの道具箱-イノベーションのための質的調査・分析』は、「ユーザを知るために、こんな道具(手法)があるんだ」と知るためのとっかかりとしておすすめの書籍です。
定量的ユーザビリティテストと定性的ユーザビリティテスト ニールセン博士のAlertbox (2018年3月5日) 相互補完型のユーザー調査である両者は、反復デザインのサイクルで重要な役割を果たす。定性的な調査は、デザインプロセスに情報提供をする。一方、定量的な調査は、ベンチマークプログラムやROI算出のための基礎となる。
調査目標からユーザビリティテストシナリオを作成する、7つのステップ ニールセン博士のAlertbox (2018年2月23日) ユーザビリティ調査の目標を策定し、何をテストするかを決めて、ユーザーシナリオを作り出すのは困難なものだ。しかし、今回、紹介する手法によって、そうしたプロセスが楽にできるようになるだろう。
UXグラフ(ERM)ツールの使い方 (2) 黒須教授のユーザ工学講義 (2017年12月27日) ERM (経験想起法)について、前回は、インフォーマントの経験に関するデータの、オンラインツールを使った集め方を説明した。今回は、データを集めた後、それをどのように分析して利用するかについて、サンプルデータを使って説明しよう。