大学というシステムの設計と学生満足度 黒須教授のユーザ工学講義 (2014年8月25日) 15回という授業回数の厳格な確保が、本当にその質の保証や学生満足度の向上につながっているのか疑問である。教育システムの設計でも製品やサービスと同様にHCDの考え方を適用し、ユーザの声を確認する評価が必要である。
資本主義の先兵、もしくは手先? 黒須教授のユーザ工学講義 (2014年7月16日) UXDでは、「ユーザ」という表現を使いながら、実は消費者や顧客のことを考えていて、実利用場面のことをあまり考えていないのではないか。「古典時代」からのマーケティング活動と類似したUXDは、ユーザをどこかに置き忘れた企業中心主義に陥る危険性が高い。
基礎知識としての心理学 黒須教授のユーザ工学講義 (2014年5月19日) HCDは人間を相手にしている。だから、その相手について知ることは必須のことであり、心理学を勉強しておく必要がある。勉強する際、心理学の現象や法則が自分のやっている仕事のどういう面に関係してくるのかを頻繁に考えることで、HCDの実践に結びついた生きた心理学の知識となる。
『ユーザビリティエンジニアリング(第2版)』のご紹介&プレゼント 実践HCD (2014年4月14日) よりよいUXを実現させる人間中心設計。その実践的な流れが1冊でわかる『ユーザビリティエンジニアリング(第2版)』の内容をご紹介します。また、その出版を記念して、このサイトの読者の方へ本書を抽選でプレゼントいたします(4月16日:募集を締め切りました)。
「評価してください」 黒須教授のユーザ工学講義 (2014年1月30日) エンジニアの人たちは、自分たちで何かを作ってからそれを「評価してください」と言ってくることが多いように思う。その背景を考えると、人間中心設計の考え方やアプローチがきちんと伝わっていないのではないか、と思えてくるのだ。
改めてHCDとは何かを考えよう 黒須教授のユーザ工学講義 (2014年1月7日) ISO 9241-210などの規格には、人間中心設計(HCD)の「人間の生活の質を向上させるために」という目標が書かれていない。その結果、「HCDをやれば売れる製品やシステムやサービスを作り出せる」というものにすり替えられてしまった。
「UIの奥にある、サービスの価値まで伝えられるようにする」 イードのUIデザイン支援HCD-Net認定人間中心設計専門家の声: 株式会社イード 斉藤聡介 実践HCD (2013年12月25日) 毎年恒例、HCD-Net認定人間中心設計専門家へのインタビュー。2013年は、弊社・株式会社イードの斉藤聡介に話を聞きました。弊社の業務内容や、斉藤のHCDに対する思いが垣間見れます。
ビジネス志向が強すぎる危険性 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年7月29日) HCD活動にビジネス的な観点は重要なものではあるが、そこに過度にウェイトをかけるのではなく、生活や業務における意味性とユーザビリティを保証することを忘れてはならない。
人間中心設計の基礎、刊行 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年6月5日) 『人間中心設計の基礎』が刊行された。HCDについて現時点でもっとも詳しい単行本だと思っているので、皆さんに是非ご一読いただきたい。
経験工学について 黒須教授のユーザ工学講義 (2013年6月3日) 人間の経験をより適切なものにするためのアプローチである「経験工学」という言葉について、まだ国内ではあまり話をしてこなかったので、ちょっと簡単に整理しておきたい。