コンピュータとともに30年 2004年5月24日 私が使い始めたころと比べると、コンピュータは 100 万倍パワフルになった。大型コンピュータではそうとも言い切れないが、その進化はおおむね、より優れたユーザーエクスペリエンス(UX)をもたらしている。
訪問済みリンクの色は変えるべし 2004年5月3日 訪問済みと未訪問で同じリンク色を使うと、ユーザは迷子になって同じページをぐるぐると回ってしまう。ナビゲーション上の混乱を避けるには、2 種類のリンクで色を変える必要がある。
B2B:ファンが上司を説得するのを支援しよう 2004年4月26日 B2B のウェブサイトはB2Cよりも複雑な購入プロセスをサポートしなければいけない。鍵となるのは、候補リストに載ること、ダウンロード可能な説得支援キットを提供すること、サービスがいいという評判を得ること、の 3 つだ。
なぜ携帯電話は迷惑がられるのか 2004年4月12日 周りから見ると、携帯電話の会話は対面の会話より、気になり、うっとうしく、迷惑と感じるものだ。声の大きさも問題だが、会話の片方しか聞こえないという要素も苛立ちに影響を与えているようだ。
サービス産業の生産性 2004年3月29日 ホワイトカラー労働者がより効率よく働いて生産性を向上することは可能だ。イントラネットのユーザビリティでは初期的な利点が大きいのに対し、ワークフロー・ユーザビリティの利点はさらに大きく、何百万もの人員削減が可能になるだろう。
なぜ消費者向け製品のユーザーエクスペリエンスはよくないのか 2004年3月15日 家電から自動車まで、物理的な製品は必要以上に複雑だ。その理由は、ユーザビリティのトレンドを無視する偏狭な企業がそれを作っているからだ。
確率論と有意性ハンティング 2004年3月1日 ※「定量分析の危険性」への補足記事 コインを投げて、表が出る回数が多いから、コインにバイアスがあるかもしれないと、疑ったとする。実験を行い、コインを 10回投げ、7回表が出て、3回裏が出た。これはコイ…
統計的有意性の理解 2004年3月1日 ※「定量分析の危険性」への補足記事 本文で私は、統計分析だけに頼ると「有意とされた結果のうち、1/20 はランダムである可能性がある」と書いた。これはちょっと簡略化しすぎた言い方だ。詳細はこうだ。 「…
定量調査の危険性 2004年3月1日 数字にこだわりすぎると、ユーザビリティ調査の方向性を見失ってしまう。統計分析に目を奪われるからだが、それらは不正確だったり、偏りがあったり、間違いがあったり、対象が狭すぎたりすることが多いものだ。