ユーザビリティテストの時間配分 2005年9月12日 テスト時間の40%が、不必要なことに使われ、無駄にされている。ユーザが対象インタフェースのデザインを使う様子を観察することに集中したほうが、遙かによい。
Slow Tail: 訪問から購入までのタイムラグ 2005年9月6日 ユーザが購入者に転じるのに、最初の訪問から長時間かかることはよくあることだ。実際、注文の内 5 %が、ユーザが最初に検索エンジンの広告をクリックしてから 4 週間以上経ってから行われている。
Webページ以外のドキュメントは新しいウィンドウで開こう 2005年8月29日 PDFやスプレッドシートのような、本来、ブラウザ以外のPCソフト上で使うことを想定して作られているファイルフォーマットを目にしたユーザーは、PCソフトとやり取りをしていると感じるものだ。もはや、ウェブサイトをブラウジングしているわけではないのだから、ブラウザのUIが提供されるべきではない。
A/Bテストの位置づけ 2005年8月15日 デザイン変更が、ビジネスの主要な評価尺度に与える実際の影響を知ることには価値があるが、多くの場合短期的な改善が焦点になってしまう。この短期的な展望は、定性テストでしか見つけることができない、もっと根本的な問題をないがしろにしてしまう。
Amazon:もはやeコマース・デザインの手本にしてはいけない 2005年7月25日 Amazon.com の多数のデザイン要素が機能している主な理由は、それが世界最大規模で、最も成功しているeコマースサイトであるという理由が大きい。一般的なサイトは、Amazon.com のデザインを真似するべきではない。
スクロールとスクロールバー 2005年7月11日 周知のリスクをもたらすにもかかわらず、多くのウェブサイトが、酷いデザインのスクロールバーを使い続けている。結果として、お決まりの問題、不満いっぱいのユーザ、アクセシビリティへの挑戦、読者を持たないコンテンツが後を絶たないこととなる。
ユーザビリティ: 実証主義か、イデオロギーか 2005年6月27日 ユーザビリティの役目は、ユーザの行動をリサーチして、何が機能するのかを調べることだ。またユーザビリティは、ユーザの権利を守り、簡潔さを目標とするべきものでもある。どちらの見方にも意義があり、この 2 つの違いを理解しておかなければならない。
ユーザビリティレポートをアーカイブする 2005年6月13日 多くのユーザビリティ実務担当者は、ユーザテストの価値を最大限に生かしきれていない。レポートを体系的にアーカイブしていないからだ。イントラネットベースのユーザビリティ・アーカイブは、4つの実質的な利益をもたらすものである。
Alertboxの10年 2005年6月1日 30万ワードにものぼるユーザビリティの記事は効果的だった。オンライン上のユーザインタフェース(UI)は、1995年当時と比べ格段によくなった。多くの予想や提言が現実となったが、Alertboxの見据える広域なビジョンは、認識されていると言うにはほど遠い。