Web広告を機能させるには 2003年5月5日 ウェブ・ユーザは、非常に目的指向が強い。彼らの目的を妨害するような広告は無視されるだろう。成功をおさめるためには、広告をこのメディアに協調させるだけでなく、ユーザの目標や心構えにも合致させなくてはならない。
テキスト広告の勝利は長続きするか? 2003年4月28日 テキストのみによる広告は、バナーよりはるかに効果的だ。だが、それは目新しいことだけが理由なのだろうか?検索エンジンでのテキスト広告の優位性は、今後も変わることはないだろう。しかし、それ以外のサイトでテキスト広告が効力を発揮するのは、それが直接ユーザのニーズに応えている場合に限られる。
ユーザ本位なローエンドメディア 2003年4月21日 ウェブサイト上の派手なメディアは、たいてい、ユーザテストで問題となる。シンプルなテキスト、鮮明な写真によって、ユーザとのコミュニケーションがうまくいくばかりでなく、ユーザの感じる自由度がより大きなものになる。こうして、短時間で成果が得られる環境というウェブの使命が強化される。
ペーパープロトタイピング:実装前のユーザデータ収集 2003年4月14日 ペーパープロトタイプなら、初期段階のデザインアイデアのユーザ・テストが、非常に安価に実施できる。これによってユーザビリティ問題が修正できるので、使えないものを実装してお金を無駄にすることはなくなる。
アクセシビリティのための代替インタフェース 2003年4月7日 ユーザインタフェース(UI)における晴眼者と視覚障碍者との違いで重要なのは、グラフィックスかテキストかという問題ではない。それは 2 次元と 1 次元の違いである。障碍を持つユーザにとって理想的なユーザビリティを実現するには、新しいアプローチと新しいユーザインタフェースが求められる。
イントラネットポータル: 企業情報のためのツールメタファー 2003年3月31日 インターネットポータルは、事実上、死に絶えてしまった。だが、ポータルアプローチによって、企業内ネットワークという手に負えないカオスに収拾をつけることができる。イントラネットポータルは、インターネットポータルが持つ制約の多くを乗り越えていて、生産性や統一的なユーザーエクスペリエンスにとっては、最良の希望となるかもしれない。
生産性向上は経済的利益に結びつくか? 2003年3月17日 ユーザビリティを向上させれば、タスクあたりの時間が節約できる。だが、これを金銭的節約とはいえないとする批評家がいる。ほかにも、生産性の向上によって失業が増えるのではないかと危惧する人もいる。いずれも間違っている。デザインが使えるものになれば、お金の節約になり、雇用の確保にもつながるのだ。
WebサイトでのPR:ユーザビリティの向上 2003年3月10日 企業ウェブサイトの PR エリアで情報を探すジャーナリストを対象にした新しい調査では、2001 年の同じ調査と比較して、ユーザビリティがいちじるしく向上していることがわかった。成功率は 5 %向上、ガイドラインへの適合率は 15 %向上していた。
説得的デザイン: 新しい「捕獲学」の本 2003年3月3日 B.J. Fogg の新著 Persuasive Technology の書評。同書では、説得力のあるデザインを実現する上で役立つ原則が紹介されているが、詳細なデザインガイドラインはほとんど見られない。その例外が、ウェブサイトの信頼性向上についてのセクションだ。
従業員名簿検索: 矛盾するユーザビリティガイドラインの解決 2003年2月24日 イントラネットの検索は、単一の検索窓にとどめておくべきか。それとも従業員名簿検索用に窓を追加すべきか。これに関するガイドラインは、矛盾したものだ。ふたつのガイドラインを両立させる理論がある。いったいどんなものだろうか?