アクセシビリティのための代替インタフェース 2003年4月7日 ユーザインタフェース(UI)における晴眼者と視覚障碍者との違いで重要なのは、グラフィックスかテキストかという問題ではない。それは 2 次元と 1 次元の違いである。障碍を持つユーザにとって理想的なユーザビリティを実現するには、新しいアプローチと新しいユーザインタフェースが求められる。
イントラネットポータル: 企業情報のためのツールメタファー 2003年3月31日 インターネットポータルは、事実上、死に絶えてしまった。だが、ポータルアプローチによって、企業内ネットワークという手に負えないカオスに収拾をつけることができる。イントラネットポータルは、インターネットポータルが持つ制約の多くを乗り越えていて、生産性や統一的なユーザーエクスペリエンスにとっては、最良の希望となるかもしれない。
生産性向上は経済的利益に結びつくか? 2003年3月17日 ユーザビリティを向上させれば、タスクあたりの時間が節約できる。だが、これを金銭的節約とはいえないとする批評家がいる。ほかにも、生産性の向上によって失業が増えるのではないかと危惧する人もいる。いずれも間違っている。デザインが使えるものになれば、お金の節約になり、雇用の確保にもつながるのだ。
WebサイトでのPR:ユーザビリティの向上 2003年3月10日 企業ウェブサイトの PR エリアで情報を探すジャーナリストを対象にした新しい調査では、2001 年の同じ調査と比較して、ユーザビリティがいちじるしく向上していることがわかった。成功率は 5 %向上、ガイドラインへの適合率は 15 %向上していた。
説得的デザイン: 新しい「捕獲学」の本 2003年3月3日 B.J. Fogg の新著 Persuasive Technology の書評。同書では、説得力のあるデザインを実現する上で役立つ原則が紹介されているが、詳細なデザインガイドラインはほとんど見られない。その例外が、ウェブサイトの信頼性向上についてのセクションだ。
従業員名簿検索: 矛盾するユーザビリティガイドラインの解決 2003年2月24日 イントラネットの検索は、単一の検索窓にとどめておくべきか。それとも従業員名簿検索用に窓を追加すべきか。これに関するガイドラインは、矛盾したものだ。ふたつのガイドラインを両立させる理論がある。いったいどんなものだろうか?
投資家向けWebサイトのデザイン 2003年2月18日 個人投資家は、あまりに複雑な IR サイトに怖気づいてしまう。必要なのは財務データの簡単な要約なのだ。個人投資家も専門の投資家も、その企業自体の記事と、投資のビジョンを求めている。
ホームページの面積配分 2003年2月10日 平均すると、調査対象サイトは、コンテンツ、ナビゲーション、埋め草、空白エリア、それにシステムのオーバーヘッドのそれぞれに対して、貴重な画面スペースを均等に割り当てていた。ユーザの興味の対象となるエリアには、現状の39%よりも、もっと多くの面積を割くべきである。
音声インタフェース:その可能性を評価する 2003年1月27日 視覚インタフェースは、数多くのタスクにおいて、本来的に聴覚インタフェースよりも優れている。コンピュータに話しかけるという Star Trek 的幻想は、使いやすいシステムを目指す上で、実りある方向性とはいえない。
ユーザビリティテスト参加者のリクルーティング 2003年1月20日 ユーザビリティプロセスを効果的に進めるには、テストユーザのリクルーティングが簡単にできることが必須である。ユーザひとりあたりの平均コストは 171 ドルだが、場所やターゲットとなる職種しだいで、かなり大きく変動する。