高齢者のためのユーザビリティ 2002年4月28日 インターネットで生活が豊かになった高齢者は数多い。だが、ほとんどのウェブサイトはユーザビリティガイドラインに従っていないため、高齢者には使いにくい。高齢者にとって、現状のウェブサイトは非高齢者の2倍使いにくいものになっている。
キッズコーナー: 子どものためのWebサイトユーザビリティ 2002年4月14日 子どもを対象にしたユーザビリティ調査の結果、込み入ったウェブサイトでは、彼らも成人と同様、立ち往生してしまうことがわかった。だが、成人と違って、子どもは広告をコンテンツとみてクリックする傾向がある。カラフルなデザインが好まれるが、テキストおよびナビゲーションにはシンプルなものが求められる。
ヒューマン-コンピュータインタラクションのトップ研究機関 2002年3月31日 エリート企業の研究機関(ならびに、わずかな大学)のコア・グループがヒューマン-コンピュータインタラクションの分野を定義づけ、今日私たちが享受している使いやすさの大部分を確立した。大きな研究機関がなくなれば、HCI研究の未来は危機に瀕するだろう。
ユーザのメールボックスを守る 2002年3月17日 Eメールは顧客に接触するための強力な手段だ。だが、行き過ぎは危険である。あなたが相手側のメールボックスに配慮していることをあらかじめユーザに伝えておくこと。さもないと、彼らはEメールアドレスを開示してはくれないだろう。これではマーケティングと顧客サービスのための独自チャンネルを失うことになってしまう。
直リンクのすすめ 2002年3月3日 サイト内部のページに直接誘導するリンクによって、ユーザビリティは向上する。一般的なリンクと違って、ユーザの目的に特別な関係を持っているからである。ウェブサイトは直リンクを推奨すべきであり、ユーザをサポートする上では3つのガイドラインに従うべきだ。
オリンピック公式サイト: 銅メダルも無理 2002年2月17日 初期に少し手を加えたおかげでSalt Lake Cityのウェブサイトは、ホームページユーザビリティガイドラインに70%適合するようになった。だが、サイト内部でのタスクサポートでは、とてもメダルを争えるようなレベルにない。
消耗品からの脱却 2002年2月3日 PCは消耗品と決まったわけではない。クオリティに注力することで、製品も、サービスも差別化できるのだ。ソフトウェアには大いに改善の余地がある。あまり評価されていないが、その一例として、Windows XPに搭載されたある機能によってユーザは年間2000ドルの節約が可能になる。
正しいフィールド調査: 迅速かつ観察主体に 2002年1月20日 フィールド調査では、実ユーザの行動観察に重点をおくべきだ。単純なフィールド調査なら迅速かつ簡単に実行できる。しかも、人類学者が束になって取り組む必要もない。顧客へ訪問する際には、デザインチームの全員が参加すべきだ。
サイトマップユーザビリティ 2002年1月6日 ほとんどのサイトマップは、当該サイトの複数レベルにわたる情報構造を伝えきれていない。ユーザビリティテストでは、ユーザがサイトマップを見落としたり、見つけられないといったことがよく起こる。また、複雑さも問題となる。マップはあくまでもマップであって、それ自体がナビゲーションの難問であってはならない。
ユーザへの課金: 2001年の予想を振り返って 2001年12月23日 広告収入に依存したウェブサイトは、近いうちに過去のものになるだろう。1年前に予想した通り、2001年にはサービスに対して課金するサイトが出始めてきた。ほとんどのサイトはまだ課金をうまく処理できていないが、2002年にかなり有望なのが、ヨーロッパでの2つの画期的プロジェクトだ。