冗長性の削減: デザイン上の判断における二度手間を減らす 2002年6月9日 ある機能やハイパーテキストリンクが複数の形で提示されると、ユーザインタフェース(UI)は複雑になる。どちらでも同じことだとわかってくれるユーザはめったにいないから、同じ手間を繰り返したり、誤って同じページに2度訪問したりして、時間を浪費してしまうことが多い。
複数拠点ユーザのサポート 2002年5月26日 約半数のユーザは、複数の拠点からインターネットにアクセスしている。このことがサービスのデザインにおよぼす影響は少なくないはずだが、ユーザは1台のコンピュータにしがみついているという前提に立ったシステムは数多い。
ホームページユーザビリティの最重要ガイドライン10カ条 2002年5月12日 企業ホームページは、全世界に対する企業の顔であり、訪問ユーザの大部分にとっては出発点となる。ホームページを改善すれば、全体的なウェブサイトでのビジネス価値が倍増する。ホームページユーザビリティの主要ガイドラインに従う価値は充分にある。
高齢者のためのユーザビリティ 2002年4月28日 インターネットで生活が豊かになった高齢者は数多い。だが、ほとんどのウェブサイトはユーザビリティガイドラインに従っていないため、高齢者には使いにくい。高齢者にとって、現状のウェブサイトは非高齢者の2倍使いにくいものになっている。
キッズコーナー: 子どものためのWebサイトユーザビリティ 2002年4月14日 子どもを対象にしたユーザビリティ調査の結果、込み入ったウェブサイトでは、彼らも成人と同様、立ち往生してしまうことがわかった。だが、成人と違って、子どもは広告をコンテンツとみてクリックする傾向がある。カラフルなデザインが好まれるが、テキストおよびナビゲーションにはシンプルなものが求められる。
ヒューマン-コンピュータインタラクションのトップ研究機関 2002年3月31日 エリート企業の研究機関(ならびに、わずかな大学)のコア・グループがヒューマン-コンピュータインタラクションの分野を定義づけ、今日私たちが享受している使いやすさの大部分を確立した。大きな研究機関がなくなれば、HCI研究の未来は危機に瀕するだろう。
ユーザのメールボックスを守る 2002年3月17日 Eメールは顧客に接触するための強力な手段だ。だが、行き過ぎは危険である。あなたが相手側のメールボックスに配慮していることをあらかじめユーザに伝えておくこと。さもないと、彼らはEメールアドレスを開示してはくれないだろう。これではマーケティングと顧客サービスのための独自チャンネルを失うことになってしまう。
直リンクのすすめ 2002年3月3日 サイト内部のページに直接誘導するリンクによって、ユーザビリティは向上する。一般的なリンクと違って、ユーザの目的に特別な関係を持っているからである。ウェブサイトは直リンクを推奨すべきであり、ユーザをサポートする上では3つのガイドラインに従うべきだ。
オリンピック公式サイト: 銅メダルも無理 2002年2月17日 初期に少し手を加えたおかげでSalt Lake Cityのウェブサイトは、ホームページユーザビリティガイドラインに70%適合するようになった。だが、サイト内部でのタスクサポートでは、とてもメダルを争えるようなレベルにない。
消耗品からの脱却 2002年2月3日 PCは消耗品と決まったわけではない。クオリティに注力することで、製品も、サービスも差別化できるのだ。ソフトウェアには大いに改善の余地がある。あまり評価されていないが、その一例として、Windows XPに搭載されたある機能によってユーザは年間2000ドルの節約が可能になる。