エラーメッセージガイドライン 2001年6月24日 よいエラーメッセージとは、礼儀正しく、正確で、建設的なものであることは、すでに広く知られている。ウェブでは、これに加えて若干の新しいガイドラインが必要となる。すなわち、エラーメッセージをはっきり見やすくしておくこと、問題の解決に必要な手間を減らすこと、さらに、その過程でユーザを教育すること。
PDF:画面上での閲覧には不向き 2001年6月10日 PDFの閲覧をユーザに強要すると、HTMLページに比べて、ユーザビリティは約300%ほど低下する。PDFは、ユーザが印刷する見込みの高い文書に限って採用すべきだ。この場合、6つの基本的なガイドラインに従うことで、ユーザビリティ問題を防止することができるだろう。
給与調査: ユーザーエクスペリエンスのプロは高収入 2001年5月27日 ユーザーエクスペリエンス(UX)のプロ1078名を対象にした調査の結果、ユーザビリティ専門家は、同じ分野のデザイナーやライターよりも多くの収入を得ていることがわかった。これら3エリアのうちで、もっとも給与の高かったのは合衆国であり、カナダおよびアジアではこれより少なく、ヨーロッパおよびオーストラリアではさらに低い。
検索:目立つところにシンプルなものを 2001年5月13日 検索は、複雑なウェブサイトを使いこなす上でユーザの生命線となる。シンプルな検索ボックスをホームページに置き、高度な検索や絞込みといった機能を全面に押し出さないものが最良のデザインとなる。
モバイルの未来を先取りする日本製品 2001年4月29日 日本では、現在、新型のインターネット接続デバイスが幅広く出荷されている。中でも目を引くのはEggy(エッギィ)のような新型モバイル写真ユニット、それに2次元の操作を可能にしたiモード端末である。
決定的なWebの利用目的: 収集・比較・選択 2001年4月15日 最近行われた決定的要因の分析によれば、ユーザにとってもっとも重要なウェブ上のタスクは、複数の情報の収集と比較に関連するものであり、通常これは、選択を目的として行われる。
企業Webサイトに対するPR担当者の評価は「D」 2001年4月1日 企業はPRに100万ドル単位の予算を費やしているが、そのウェブサイトの報道向けセクションは、ジャーナリストのもっとも基本的なニーズすら満たしていないことが多い。私たちが最近行ったユーザビリティ調査で、ジャーナリストが一連の企業サイトから回答を得られた疑問はわずか60%だった。
移動しないモバイル 2001年3月18日 モバイルインターネット接続が普及すれば、もはや家電を電話ジャックに接続する必要はなくなり、スマートデバイスのインストールはかなり楽になるだろう。実際、そういった機器にはユーザインタフェース(UI)もまったく不要かもしれない。その実例が日本のi-potだ。(By Jakob Nielsen and Marie Tahir)
主要スタッフの確保: ハイテク労働者の発言と行動 2001年3月4日 サーベイ調査での人々の発言を真に受けてはいけない。ハイテク労働者に、どうしてその職にとどまっているのかを尋ねたところ、実際の要因とはかなりかけ離れた回答が返ってきた。
成功率: もっとも単純なユーザビリティ指標 2001年2月18日 ユーザビリティの数値指標は、測定するのにお金がかかるだけでなく、デザイン上の判断に役立つ定性的洞察を集めるという目的の妨げにもなる。この妥協策としては、ユーザのタスク達成能力を測定するのがいいだろう。成功率は理解しやすく、ユーザビリティの総決算と考えることができる。