パソコンモニタのこれから - 1/2 2012年7月20日 ハイビジョンの導入によってテレビが16:9になり、その流れからパソコンのモニタも16:9に移行が進んでいる。この動向のユーザビリティを考える。
ものづくりの三軸 - 意味性、品質、感性 2012年7月12日 成熟製品は、その意味性が明確になっているので、機能と性能の水準が一定のレベルに到達したら、あとは価格競争に入るものと考えた方がいいが、多機能性などを追求しはじめると、意味性の欠落した機能を持った製品が多数出現してくることがある...
インドでも台湾でも同じだった 2012年6月29日 「中国でのフィールドワーク講義体験」では中国の若い人たちの英語力の水準の高さと、新しい技術や考え方に対する強い関心とモチベーションを紹介した。そしてインドも、学会会場やホテルの敷地内はきちんとしているものの、一歩街中にでるとインド特有の混沌とした世界が広がっていた。ハングリー精神に基づいた強いモチベーションがありそうだ...
ユーザビリティは古くさくなったのか 2012年6月25日 ユーザビリティとマーケティングは、ある程度の距離感を保つようにする必要があるのかもしれない。企業側のスタンスにたつマーケティングと、ユーザ側のスタンスにたつユーザビリティ活動とは、むしろ対極的な位置づけのものであることを再認識する必要がある...
一回経験と初回経験(初期経験) 2012年6月7日 長期的なUXとその評価は重要だが、人工物には多様な種類があり、必ずしも長期的には利用しないものや、試しに使ってみて購入を決めるといった短期的な経験もある。したがって、そうした人工物や利用状況をきちんとデザインし評価することも重要である...
時刻の表記 2012年5月15日 多くの人が携帯電話の時計を利用するようになった結果、もう腕時計のユーザビリティの問題を議論する必要はない、という立場もあるだろう。しかしこのテーマは、ユーザビリティなりUXの問題を議論する必要性とは何か、という見極めの問題を示唆していると考える。
ユーザビリティやUXとアカデミア 2012年5月9日 HCIの国際会議に対して求めるものが、アカデミアの人と産業側の人で大きく異なっているのではないか。そして現在の国際会議はアカデミア側のニーズを満たすことに偏っているのではないか。
こんなところにHCD 22-軍隊とHCD 2012年4月26日 軍隊を、HCDとの関係で考えた場合、問題にすべきは、基本となるのは兵士の人間性という点だろう。軍隊に限らず、集団における個人の行動を適切なものにするには、個人の自覚と強い意志の力が人間中心的な社会を構成するための要件である...