まず概念をきちんとしよう 2013年2月25日 明確で共有できる定義がない状態だと、同じ言葉をお互いに少しずつ違ったイメージをもたせながら使い、意味が通じているような錯覚に陥ってしまいかねない。アカデミアの人だけでなく実務家の皆さんも、自分の使っている概念について外延的な定義を明確に持ち、他人に説明ができるようにする必要があるだろう。
虚業の人間中心設計 2013年2月12日 第二次産業を対象にして構築されたISO 13407以来の人間中心設計の枠組みを、「もの」を作らない虚業としての第三次産業にもそのまま適用しようとするのは大いに疑問がある。新たな枠組みが作られるべきであろう。
ISO 9241-210批判 3/3 2013年2月1日 ISO 9241-210:2010には大きく3つの問題がある。その問題について3回に分けて指摘する。3回目は、HCDのプロセス図の改悪について。
ISO 9241-210批判 2/3 2013年1月30日 ISO 9241-210:2010には大きく3つの問題がある。その問題について3回に分けて指摘する。2回目は、対象としてサービスを安易に取り入れていることについて。
ISO 9241-210批判 1/3 2013年1月28日 ISO 9241-210:2010には大きく3つの問題がある。その問題について3回に分けて指摘する。1回目は、UXを取って付けたように組み込んでいることについて。
知的所有権の運用のユーザビリティ 2013年1月21日 他人の著作物を公開目的で利用しようとすると、許諾の手続きは煩雑で、場合によってはとてつもない金額の料金を要求されることもある。芸術や学問の成立を危うくしたり、質を低下させたりしないためにも、許諾手続きの簡便化と、適正な料金設定を主張したい。
さらなるデジタルライフに向けて 2013年1月9日 僕は20代から人の二倍生きたいと思ってきた。その生き方にデジタル機器は欠かせない。そんな僕の自宅や身の回りのデジタル環境とアナログ環境を紹介させていただこう。
UX工学のすゝめ 2012年12月19日 ユニバーサルデザインと同様に、今のままではUXも流行語として短命に終わってしまう危険性がある。UXには、概念の明確化と、設計・評価・確認の方法論の整備が必要だ。僕はそれをUX工学と呼びたい。
規格が現実を変える力 2012年12月13日 僕は人々が満足感を感じて生活できる世の中にしたいと思っている。ISO 13407を切っ掛けに規格の世界に足を踏み入れた僕だが、いまの規格に果たして社会的な影響力があるのかと疑問に思う。