コミュニケーションデザインにおけるプロセス 2013年8月7日 損害保険の書類のやりとりでは、インタラクションの回数や一回の記入量は会社によって異なる。それなのに、そのなかの一回の書類だけを評価するということで良いのだろうか。
ビジネス志向が強すぎる危険性 2013年7月29日 HCD活動にビジネス的な観点は重要なものではあるが、そこに過度にウェイトをかけるのではなく、生活や業務における意味性とユーザビリティを保証することを忘れてはならない。
UXSG 2013にて 2013年7月16日 6月末、シンガポールで開催されたUXSG 2013に参加してきた。その概要や、僕が関心を寄せた、Low Cheaw Hweiのキーノートについて紹介したい。
製造業におけるサービス活動 2013年7月1日 冷蔵庫の調子がおかしくなったので、メーカーのユーザ相談窓口に電話をかけた。サービス活動として、職員の応対は満足できるものだったが、問題は、職員につながるまでのその待ち時間だ。
ワークショップの意義と進め方 2013年6月20日 ワークショップには、具体的な課題が無く、成果として何を作るかという共同意志が明確でないケースが多いことについての批判もある。安直なものにしないためには、適切なコンテクストの構築が必要だろう。
日本におけるHCI研究の特異性 2013年6月17日 日本におけるHCI研究の特徴は、インタフェース技術関連が多い一方で、社会関連のものが圧倒的に欠落している点だ。日本の研究者は、もっと自分の周辺を見渡し、生活や社会における課題発掘に力を入れて行くべきではないか、と思われる。
プロジェクトリーダーの資質 2013年5月22日 プロジェクトリーダーというのは、苦労が多い割に報われないものかもしれない。そして、UXに関するプロジェクトのマネージメントは、一般的なもの以上に苦労する部分があるかもしれない。
離散的インタラクションと連続的インタラクション 2013年5月20日 これまでのインタラクションの設計法や評価法は、やりとりの間に時間的な差がある、離散的なものを前提としていた。しかし、スマートホンの地図アプリのような、連続的なインタラクションのためには、設計法や評価法を新たに開発する必要があるだろう。