アクセシビリティとユーザビリティ 2015年2月18日 アクセシビリティについては基本的に二種類の定義に大別できるように思う。アクセシビリティについて話をする時には、どのような意味で使っているかを最初に明らかにすることが望ましい。
ユニバーサルデザインとペルソナ 2015年2月12日 ユニバーサルデザイン的なスタンスと、目標ユーザ的なスタンスとでは、ペルソナの立て方に違いがでてくる。今回は、この二つの考え方を比べた上で、僕が使っているペルソナの使い方を紹介したい。
UXと<Not->と<+>と 2015年1月26日 UXは(スモール)ユーザビリティを含んだ考え方であり、2つは対立する性質のものではない。「UX=製品の感性的な魅力をつくること」という誤解は、(スモール)ユーザビリティの重要性を貶めてしまうことにつながる。
Appleに学ぶこと 2015年1月15日 Jobsの時代までのAppleには我々は学ぶところが多い。Appleの歴史を振り返ってみると、コンセプト重視、デザイン重視という姿勢でその独自なスタンスを明確にしてきたといえるだろう。
日本の製造業は生き残れるか 2014年12月24日 新しい市場を育てるためには、人々の生活を既存の言葉をつかわずに新たに再カテゴリー化し、その新しいカテゴリーに属する人々の行動領域をもっと有効に効率的にするためにはどのような人工物による支援が望ましいかを考えることだ。
マイクロソフトのユーザビリティへの取り組み 2014年12月8日 マイクロソフトが新奇性を追い求めた結果、その製品の使い勝手が損なわれている。マイクロソフトには、膨大な数のユーザに責任ある態度を示し、もっと質の高い製品にしていくことが必要だろう。
人間工学はどこまで普及するのか 2014年11月19日 人間工学は、政治との接点は断片的で、経済効率向上に寄与しうるという理解も浸透しておらず、モラルの点でもいまだしの感がある。この一つの要因は、消費者やユーザが人工物の不快さを自分の問題として認識していることにある。
ユーザビリティ再考(2) 2014年11月4日 ユーザビリティの概念を、人工物品質特性と利用品質特性、それぞれ客観的なものと主観的なものとに分け、現時点で自分に納得できる整理ができたので、ここに報告したい。
ユーザビリティ再考(1) 2014年10月29日 2006年あたりに考えてからここ数年使ってきた図だが、製品品質と利用品質とを区別したISO 25010を読むことにより、何かちょっと変だなあ、と思うようになった。