「いまだにFAX」という問題 2022年9月27日 役所のシステムの改善には、個々のシステムのユーザビリティのレベルをあげること以上に、システム間の連携を密にして、全体的な視点から連動性のある個別システムの要件を導き出すような流れが重要だろう。
HCDの実践活動 2022年9月12日 HCDの実践活動は結構むつかしい。 実践家の皆さんにとって「恰好をつけずに」実践報告や質疑における自由討議をすることはとても有益だと思うので、そのような場を構築していただけるといいと考えている。
探索型の心理学的「事実」ユーザビリティやUXに関係する4種類の心理学的「事実」(2) 2022年8月29日 ユーザビリティ・UXと心理学とを関連づけた書籍が複数出版されている。そこに掲載されている心理学的「事実」とされるものには、幾つかのタイプがある。本稿では、そのうちの1つ、探索型について少し詳しく説明してみたい。
『現場の声から考える人間中心設計』の出版 2022年6月9日 この本は、製品やサービスの設計現場でHCDがどう認知・受容されているのかを、その現場にいる人々へのインタビューによって明らかにしたもので、法政大学の橋爪さんとの共著である。
仮説検証型の心理学的「事実」ユーザビリティやUXに関係する4種類の心理学的「事実」(1) 2022年5月24日 ユーザビリティ・UXと心理学とを関連づけた書籍が複数出版されている。そこに掲載されている心理学的「事実」とされるものには、幾つかのタイプがある。まず本稿では、そのうちの1つ、仮説検証型について少し詳しく説明してみたい。
ユーザビリティの時代とUXの時代(2) 2022年4月18日 人間中心設計に関連した規格の歴史を、ユーザビリティの時代とUXの時代という区分に関係づけてみることは興味深い。UXの時代になったからといって、ユーザビリティへの配慮を忘れていいことにはならない。
ユーザビリティの時代とUXの時代(1) 2022年4月6日 時代的変化によって、ユーザビリティの重要性だけを強調しすぎるのは世間の実態からずれている、というような認識が広まってきたように思われる。同時に2000年頃からUXというキーワードが流行するようになり、時代の関心はユーザビリティからUXへと遷移してきたようだ。
旅のサービスデザインとUX (ERMによる) 2022年3月22日 筆者の樹氷ツアー体験の、企画から反省までをERM (経験想起法)を利用してUX評価してみた。旅行社が実施するアンケート調査は、現在のようなものでなく、もっとERMに近い形にすべきだろうと考えられた。
ノーマンの夢 2022年3月8日 すごく興奮する夢を見ていた。目が覚めて、HCDのことを考えた。HCDが満足できるUXの実現を目指すものなら、個々のHCD活動は具体的な問題解決でも、もっと汎用的な問題解決のようなものが必要ではないかと思える。
スマートスピーカのUX - 2年半後の利用状況 2022年2月22日 スマートスピーカのEcho Dotを2019年に、Google Miniを2020年に導入し、デスク脇やベッド脇に設置している。そして、2022年初頭の現在、彼らはそれぞれの役割をもって僕の生活のなかに定着している。