人間中心設計的活動が根付かない 2023年3月29日 HCDの考え方ややり方が根付かないという声を耳にする。上長が異動になったとたんにHCD活動をやらなくなったという話も聞く。今回は、この問題を、組織文化と個人のチカラとの関係で考えてみたい。
洞察型の心理学的「事実」ユーザビリティやUXに関係する4種類の心理学的「事実」(4) 2023年3月16日 ユーザビリティ・UXと心理学とを関連づけた書籍が複数出版されている。そこに掲載されている心理学的「事実」とされるものには、幾つかのタイプがある。本稿では、そのうちの1つ、洞察型について少し詳しく説明してみたい。
経験則型の心理学的「事実」ユーザビリティやUXに関係する4種類の心理学的「事実」(3) 2023年3月2日 ユーザビリティ・UXと心理学とを関連づけた書籍が複数出版されている。そこに掲載されている心理学的「事実」とされるものには、幾つかのタイプがある。本稿では、そのうちの1つ、経験則型について少し詳しく説明してみたい。
ChatGPTとの対話 2023年2月14日 ChatGPTのことを教えてもらったので、ちょっとその具合を試してみた。質疑応答システムとして利用するなら、そこそこ使えるレベルにはなっている…というか、この完成度の高さには驚かされる。
意味性について 2023年2月1日 今回は、意味性の定量的表現を目指してみたい。任意の人工物の意味性がユーザによってどのように異なるのか、意味性が高いか低いかというのはどのような意味なのか、という問いへの答えに近づくためには、定量的表現がわかりやすいだろうと考えたからである。
ユーザの多様性への対応 2023年1月17日 人工物の関係者ごとに、必要とするユーザビリティやUXの側面は異なっており、設計開発において考慮すべき点も異なってくる。どのようなユーザにとって人工物のどのような側面が重要であるかどうかを、きちんと認識することが重要だろう。
オンラインか対面か – これからのミーティングのあり方 2022年12月22日 新型コロナの感染が世界中に拡大して以降、国際会議や、国内の学会や研究会、大学の講義や企業などの会議も次々にオンライン開催に移行した。このようなミーティングのオンライン開催と対面開催について、その得失を考えてみたい。
ロシアにおけるユーザビリティ活動 2022年12月14日 ソビエト連邦からロシアに至る人間工学やユーザビリティの動向を概観したところ、人間工学はそこそこ活躍していたようであるが、ユーザビリティやHCIはまだ揺籃期にあるという印象を受けた。
見かけのユーザビリティの研究について 2022年11月8日 見かけのユーザビリティの研究が語っていることを教訓的にまとめると、「デザイナーは、まず実質的なユーザビリティの向上を目指すべきであり、その後、可能なかぎり見かけのユーザビリティを高めるべく、審美性の向上を目指すべきだ」ということになる。
セルフレジのインタフェース 2022年10月25日 スーパーやコンビニで客が操作するセルフレジ端末が増えてきている。本稿ではスキャン操作の部分と入金の部分を分けて、そのインタフェースのユーザビリティや人間工学に関する問題を考えたい。