説明可能なAI (XAI) XAIにはユーザへの説明を可能にすることでAIをユーザフレンドリにしようという側面もあり、AIのユーザビリティに関わる。XAIは使いやすいAIを目指すことで、人間とAIとの距離を縮めることに貢献するだろう。 (5月18日)
人間中心的な人工知能(HCAI) (2) 今回は、一連の論文や著書で活動的にHCAIを論じているシュナイダーマンと、最近HCAIに関する具体的なアプローチを提唱しているシューの考え方を紹介したい。 (5月16日)
人間中心的な人工知能(HCAI) (1) ここ数年注目されている潮流が、人間中心的な人工知能HCAI (Human Centered AI)である。今回は、システム制御に関する人間の位置を考える枠組みとしてのHITL、HOTL、HOOTLという概念の整理を行いたい。 (4月18日)
人間中心設計的活動が根付かない HCDの考え方ややり方が根付かないという声を耳にする。上長が異動になったとたんにHCD活動をやらなくなったという話も聞く。今回は、この問題を、組織文化と個人のチカラとの関係で考えてみたい。 (3月29日)
洞察型の心理学的「事実」ユーザビリティやUXに関係する4種類の心理学的「事実」(4) ユーザビリティ・UXと心理学とを関連づけた書籍が複数出版されている。そこに掲載されている心理学的「事実」とされるものには、幾つかのタイプがある。本稿では、そのうちの1つ、洞察型について少し詳しく説明してみたい。 (3月16日)
経験則型の心理学的「事実」ユーザビリティやUXに関係する4種類の心理学的「事実」(3) ユーザビリティ・UXと心理学とを関連づけた書籍が複数出版されている。そこに掲載されている心理学的「事実」とされるものには、幾つかのタイプがある。本稿では、そのうちの1つ、経験則型について少し詳しく説明してみたい。 (3月2日)
ChatGPTとの対話 ChatGPTのことを教えてもらったので、ちょっとその具合を試してみた。質疑応答システムとして利用するなら、そこそこ使えるレベルにはなっている…というか、この完成度の高さには驚かされる。 (2月14日)
意味性について 今回は、意味性の定量的表現を目指してみたい。任意の人工物の意味性がユーザによってどのように異なるのか、意味性が高いか低いかというのはどのような意味なのか、という問いへの答えに近づくためには、定量的表現がわかりやすいだろうと考えたからである。 (2月1日)
ユーザの多様性への対応 人工物の関係者ごとに、必要とするユーザビリティやUXの側面は異なっており、設計開発において考慮すべき点も異なってくる。どのようなユーザにとって人工物のどのような側面が重要であるかどうかを、きちんと認識することが重要だろう。 (1月17日)
オンラインか対面か – これからのミーティングのあり方 新型コロナの感染が世界中に拡大して以降、国際会議や、国内の学会や研究会、大学の講義や企業などの会議も次々にオンライン開催に移行した。このようなミーティングのオンライン開催と対面開催について、その得失を考えてみたい。 (2022年12月22日)