リッカート尺度とSD法は、製品、サービス、エクスペリエンスに対する態度を調べるために利用される手段だ。しかし、状況によっては、一方が他方よりもうまく機能することもある。
コラボレーションスプレッドシートは、カスタマージャーニーマップをバーチャルで作成するための効率的で有効なツールである。提供されているフォーマットと構造のおかげで、ほとんどすべての人がアクセスできるし、容易に利用可能だからだ。
HCD-Net(人間中心設計推進機構)から2020年11月24日に「人間中心デザイン基礎知識体系」が公開された。その内容をみると、首をかしげざるを得ない箇所が多かった。そこで、今回は(前回に引き続いて)、その基礎知識体系について批判的検討を行うことにしたい。
HCD-Net(人間中心設計推進機構)から2020年11月24日に「人間中心デザイン基礎知識体系」が公開された。その内容をみると、首をかしげざるを得ない箇所が多かった。そこで、今回は、その基礎知識体系について批判的検討を行うことにしたい。
指標を利用して、意味のある標準に対する相対的なパフォーマンスを測定することによって、製品やサービスのユーザーエクスペリエンスを定量的に評価しよう。
ユーザのことを知り、ユーザにもとづいた設計を行うというHCDの理念は、ひとつの信念体系であり、HCD教と言われても仕方ない側面もある。しかし、実証的なデータをもって科学的方法論として世に提示できれば、その主張の信憑性は増すし、より多くの人々が採用することになるだろう。
ジャーニーマップを検討して、感情曲線の低いポイントと高いポイントや、期待値を設定できなかったところ、不要だったり長すぎるステップ、チャネルの遷移、真実の瞬間を特定しよう。こうした情報を利用して、カスタマージャーニーを改善するために取り組むべき状況を見つけよう。
デザイナーは、まず20代のうちに、ユーザとの接触経験を積み重ね、ユーザの多様性を自分の体験として蓄積していくことが大切だ。そうして得た情報は、脳内に蓄積され、整理されてユーザに関する経験値となる。それが30代以降、ユーザにとって有意義なデザインをつくりだす役に立つ。
2020年4月以降に株式会社イードが実施した自主調査の結果を振り返り、「テレワーク」「住まい」「おうち志向」「健康志向」など、コロナ禍において起きた変化について考察します。
ユーザーの行動や嗜好が変わってきた。ユーザーがどう変化し、デザインをどう適応させるべきかの把握には、調査が役に立つだろう。
ユーザビリティとは、製品・サービスのUIの、ユーザーにとってのわかりやすさ・操作しやすさの度合いのことです。
ユーティリティ(機能や性能)が高くても、使いにくいとユーザーが感じるようなものでは、その価値は下がってしまいます。
ユーザビリティの高いUIには、パターンやルールがあります。
ユーザー視点のフィードバックがユーザビリティを高めます。
UX(ユーザー体験、体験価値)とは、特定の製品・サービスの利用時・前後にユーザーの中で生じる知覚・反応のことです。
カスタマージャーニーマップ(CJM)は、ある目的を持つユーザーと特定の製品・サービスとのやりとりを視覚化したものです。
CJMの作成や分析には、必要な要素やコツがあります。
CJMを作成するには、UXを把握する調査が必要です。
ユーザビリティ評価も、UXを把握する調査も、その目的やタイミングによって適切な方法を選択する必要があります。