UIの操作性を検証するだけではもったいない: (1)最初にユーザビリティテストを薦めるわけ 実践HCD 2015年12月9日 私たちは日頃からウェブサイトやアプリ、形ある製品など、様々なUIやUXの改善業務に従事していますが、そんな中での気づきを紹介します。今回は、UIやUXの改善を思い立った時に、まずはユーザビリティテストの実施をお薦めしたい、というお話です。
みんなの乗り物変遷調査: 第1回「30年前から現在までの乗り物の変遷」 定量アンケート調査 2015年12月7日 イードでは、「みんなの乗り物変遷調査」と題して自主調査を行いました。現在では、30年前から主流だった5ナンバー車や自転車に加えて、3ナンバー車や軽四輪車、電動アシスト付自転車などが台頭していることがわかりました。
携帯電話料金のわかりにくさ 黒須教授のユーザ工学講義 2015年12月4日 今回のテーマは、携帯電話契約の時に直面する料金体系の複雑さと、その結果としての分かりにくさについてである。携帯電話料金がユーザ中心設計ではなく、キャリア中心設計になっている現状は早急に改善されるべきだろう。
なぜデザイナーはユーザーを怠惰だと感じるのか: 人間の3つの振る舞い ニールセン博士のAlertbox 2015年12月2日 ユーザーのことを怠惰だとか、ちょっと間抜けなどと思ったことはないだろうか。デバイス慣性や慣性的行動、選択的注意といったよくある振る舞いによって、ユーザーが怠けているように見えてしまう。しかし、ユーザーがエラーを起こしやすい経路をたどる真の要因は、ユーザーの努力不足ではなく、インタフェースのデザインにあるのだ。
ユーザとしての後期高齢者 黒須教授のユーザ工学講義 2015年11月27日 高齢者マーケットが前期高齢者を中心にしたものであっても、高齢者ユーザには後期高齢者も含まれる。今回は、知人とその88才の母親がネットバンキングの申請をした事例を紹介しよう。その申請に際して、その銀行は実に実に面倒な手続きを要求したのだそうだ。
実は、ユニバーサルなユーザビリティの解説本:『デザイニングWebアクセシビリティ』 実践HCD 2015年11月25日 この本を読むと、「アクセシビリティは高齢者・障害者のためだけのもので、そういう人がターゲットでなければ関係ない」というのは誤解で、UXとアクセシビリティは一緒に考えていくものなのだということがよくわかります。
ミレニアルズの気持ちにあった貯蓄アプリ 海外とのかけ橋 2015年11月20日 アメリカ人がショッピングに狂う、Black Fridayが近づいてきました。今回は、お買い物ではなく、逆の貯蓄について取り上げます。昨今、ミレニアルズの気持ちにあった貯蓄アプリが提供されています。どんな特徴を持つのか、幾つか紹介しながら考えていきます。
最もよく作成され、シェアされているUXの成果物はどれか ニールセン博士のAlertbox 2015年11月16日 UXの専門家が作り出す成果物はさまざまだ。たとえば、我々の調査では、回答者の半分以上が11種類もの成果物のフォーマットを利用していた。だが、最も有効であると評価された成果物は伝える相手によって大きく異なっていた。
オーディエンスベースのナビゲーション:避けるべき5つの理由 ニールセン博士のAlertbox 2015年11月10日 役割ベースのIA(情報アーキテクチャ)は、認知的努力を増加させ、ユーザーの不安を増大させる。しかし、明瞭な言葉遣いと相互排他的なカテゴリーによって、ユーザーエクスペリエンスへの悪影響を抑えられる。
マスクとサングラス 海外とのかけ橋 2015年11月6日 寒くなると日本ではマスク姿の人が増えますが、アメリカではあまり見かけません。一方、日本では目上の人の前でサングラスをするのはマナー違反ですが、アメリカではそうは取られません。顔を隠す2つの手段、どうやら日米で心理的なギャップがあるようです。