人工物の想定外利用 黒須教授のユーザ工学講義 2015年12月25日 想定外使用は、設計プロセスで予測できるものかというと、多分けっこう難しいものだと思う。となると、そうした利用法を発見するためにはUX調査、つまりユーザが実際の生活のなかでその人工物を利用し始めてから行う調査が必要だろう。
フラットデザインへの長期接触: このトレンドが、どうユーザーの効率を下げているか ニールセン博士のAlertbox 2015年12月21日 クリックできるUI要素のシグニファイアがなかったり弱かったりすると、ユーザーは次第にページ中をあやふやなままクリックしたり、マウスオーバーするようになる。そうすると、効率が落ちる一方、コンテキストからの手がかりやクリックへの即時フィードバックがより期待されるようになる。
「人と社会の『うれしさの循環』を目指して」 東芝のUXデザインHCD-Net認定人間中心設計専門家の声: 株式会社東芝 深谷美登里さん・加藤善裕さん 実践HCD 2015年12月16日 毎年恒例、HCD-Net認定人間中心設計専門家へのインタビュー。2015年は、東芝でUXへの取り組みを進めていらっしゃる、深谷さんと加藤さんに、東芝のUXデザインについて伺いました。
アメリカのモバイルショッピングとベビーブーマー世代 海外とのかけ橋 2015年12月15日 2015年のブラックフライデーの総括はオンラインショッピングの勝ち。特にモバイルショッピングの伸びを取り上げるニュースが目立ちました。最近よくベビーブーマー世代の人がスマホを熱心に使う場面を目にしますが、何か関係があるのでしょうか?
UXの定量的な計測が、活動の寄与度合いを知るために重要MeasuringU ジェフ・サウロ氏の講演 実践HCD 2015年12月14日 サービス/プロダクトのUXを向上させるためには、その活動の費用対効果を正しく計測することが欠かせません。ジェフ・サウロ氏の講演より、UXを計測し、それをふまえて次のアクションへ繋げる方法をご紹介します。
顧客ロイヤルティ向上のための、顧客経験価値の定量的な測定と管理ビービット 遠藤直紀氏の講演 実践HCD 2015年12月11日 これまで計測が難しいと言われていた「顧客経験」を定量化し、ロイヤルカスタマーを創出するCEM(顧客経験価値管理)。欧米企業ではすでに施策の導入が進んでおり、国内においても現在注目を浴び始めています。
UIの操作性を検証するだけではもったいない: (1)最初にユーザビリティテストを薦めるわけ 実践HCD 2015年12月9日 私たちは日頃からウェブサイトやアプリ、形ある製品など、様々なUIやUXの改善業務に従事していますが、そんな中での気づきを紹介します。今回は、UIやUXの改善を思い立った時に、まずはユーザビリティテストの実施をお薦めしたい、というお話です。
みんなの乗り物変遷調査: 第1回「30年前から現在までの乗り物の変遷」 定量アンケート調査 2015年12月7日 イードでは、「みんなの乗り物変遷調査」と題して自主調査を行いました。現在では、30年前から主流だった5ナンバー車や自転車に加えて、3ナンバー車や軽四輪車、電動アシスト付自転車などが台頭していることがわかりました。
携帯電話料金のわかりにくさ 黒須教授のユーザ工学講義 2015年12月4日 今回のテーマは、携帯電話契約の時に直面する料金体系の複雑さと、その結果としての分かりにくさについてである。携帯電話料金がユーザ中心設計ではなく、キャリア中心設計になっている現状は早急に改善されるべきだろう。
なぜデザイナーはユーザーを怠惰だと感じるのか: 人間の3つの振る舞い ニールセン博士のAlertbox 2015年12月2日 ユーザーのことを怠惰だとか、ちょっと間抜けなどと思ったことはないだろうか。デバイス慣性や慣性的行動、選択的注意といったよくある振る舞いによって、ユーザーが怠けているように見えてしまう。しかし、ユーザーがエラーを起こしやすい経路をたどる真の要因は、ユーザーの努力不足ではなく、インタフェースのデザインにあるのだ。