「さらに詳しく」というリンク:もっと良いものにできる ニールセン博士のAlertbox 2016年3月2日 「さらに詳しく」というフレーズをその場しのぎのリンクラベルとして利用することが増えている。しかし、このテキストは情報の匂いが弱く、アクセシビリティも悪い。このフィラー的な文言に少し工夫をして、次に出るページの内容をユーザーが自信を持って予測できる説明的ラベルにしよう。
消費者の自由 黒須教授のユーザ工学講義 2016年2月26日 現在のUCDは生産者の都合を無視してまでのユーザ中心ではない。消費者のマイナーなニーズは無視される。しかし、改めて消費者のニーズを探るべきだ。採算が合わない物を合うように、技術的にできないものをできるようにする。これがイノベーションにつながるのだ。
販促キャンペーン、アメリカ流 海外とのかけ橋 2016年2月22日 今回はアメリカの食品スーパーで行われている、MONOPOLYを使った販促キャンペーンを紹介します。このキャンペーンは食品スーパーの定番のキャンペーンのようです。歴史のあるボードゲームのイメージを上手に使った楽しいキャンペーンなので紹介します。
メニューのデザイン: ユーザーを手助けする、15のUXガイドライン ニールセン博士のAlertbox 2016年2月16日 アプリケーションでもWebサイトでも、ユーザーはメニューによってコンテンツを見つけ、機能を利用する。このチェックリストを利用して、メニューがきちんとその役目を果たせるようにしよう。
天才肌の人とUCD 黒須教授のユーザ工学講義 2016年2月9日 我々の生活が一応の利便性を獲得した現在、世の中は天賦の才能の所産に満ちており、どこを攻めるべきなのかが見えにくくなっている。そうした時代には、もっと歩留まりの高いアプローチが必要になるだろう。そして、それこそがUCDなのだ。
問題指向・不満指向のアプローチ 黒須教授のユーザ工学講義 2016年2月5日 問題点や不満足なことは、ユーザが実際に製品やサービスを利用して見出される。ユーザ調査では、ユーザが、どう目標を達成しようとして、どんな人工物を利用し、どんな形で問題解決を行っているか、ということが基本になるべきだ。
レイアウトとコンテンツ、どちらを優先すべきか ニールセン博士のAlertbox 2016年2月1日 柔軟性の高いテンプレートを可能なかぎりコンテンツに合わせることで、レイアウトが不自然で扱いにくいものにならないようにしよう。デザイン中には頻繁にテストを実施し、また、スケールアップについても考慮しておこう。
いまどきのライドシェアリング事情 海外とのかけ橋 2016年1月29日 UberやLyftなどのライドシェアリングの浸透による恩恵や結果は、人によって違うことがだんだんわかってきました。この状況を観察・比較することは、新しいサービスの恩恵に預かる人の背景や価値観の変化がどういったものかを知る良い機会になると思います。
人間中心設計はイノベーションとヒット商品開発のためのアプローチか 黒須教授のユーザ工学講義 2016年1月25日 HCDは改善を目指して使ってゆくべきだ。イノベーションが一流で改善は二流、という思い込みは大変危険なものだ。もっと地に足の付いた改善活動を、そして良い点は継承し、悪い点を改善することによって、人工物を着実に進化させてゆくことが大切なのだ。
やりたいことと出来ることの関係 黒須教授のユーザ工学講義 2016年1月19日 「やりたいことが思うようにならない」「必要だけどやり方が分からない」という事態は解消されるべきだ。しかし「特にやりたいとは思わない」「自分には必要ない」「他のやり方でできるからそれでいい」という気持ちは、むしろそれなりに尊重されるべきだろう。