ユーザビリティに関するNPO法人設立 黒須教授のユーザ工学講義 2004年3月22日 まだちょっと早いのだが、ユーザビリティに関するNPO法人の設立を検討している。できれば2004年の10月には活動を開始したいと考えている。 以前からユーザビリティに関して活動を行う組織を設立したいとい…
なぜ消費者向け製品のユーザーエクスペリエンスはよくないのか ニールセン博士のAlertbox 2004年3月15日 家電から自動車まで、物理的な製品は必要以上に複雑だ。その理由は、ユーザビリティのトレンドを無視する偏狭な企業がそれを作っているからだ。
ユーザビリティの研究と実践 黒須教授のユーザ工学講義 2004年3月9日 ユーザビリティに関する研究というと方法論の開発が中心になるだろう。歴史的に見ると、設計の方法論(UIMSなど)、評価の方法論、プロセス管理の方法論、そしてユーザリサーチの方法論というように展開してきた…
確率論と有意性ハンティング ニールセン博士のAlertbox 2004年3月1日 ※「定量分析の危険性」への補足記事 コインを投げて、表が出る回数が多いから、コインにバイアスがあるかもしれないと、疑ったとする。実験を行い、コインを 10回投げ、7回表が出て、3回裏が出た。これはコイ…
統計的有意性の理解 ニールセン博士のAlertbox 2004年3月1日 ※「定量分析の危険性」への補足記事 本文で私は、統計分析だけに頼ると「有意とされた結果のうち、1/20 はランダムである可能性がある」と書いた。これはちょっと簡略化しすぎた言い方だ。詳細はこうだ。 「…
定量調査の危険性 ニールセン博士のAlertbox 2004年3月1日 数字にこだわりすぎると、ユーザビリティ調査の方向性を見失ってしまう。統計分析に目を奪われるからだが、それらは不正確だったり、偏りがあったり、間違いがあったり、対象が狭すぎたりすることが多いものだ。
ユーザビリティの資格認定制度 黒須教授のユーザ工学講義 2004年2月24日 以前、UPAのWorking Groupで資格認定制度の検討を行った。いいところまで行ったのだが、UPAの理事会の「時期尚早」という判断で頓挫してしまった。しかし、ユーザビリティに関する社会的な認識を…
ターゲットを絞ったEメールニュースレターは効力を発揮し続ける ニールセン博士のAlertbox 2004年2月17日 情報価値が高く、便利で、タイムリーな電子ニュースレターは多くの場合、他のメディアより好まれる。しかし新しい調査では、その内たったの 11% しか、よく読まれていないことがわかった。そのため、レイアウトと流し読みに適した書き方が絶対不可欠だといえる。
オンラインアンケートは簡潔に ニールセン博士のAlertbox 2004年2月2日 回答率を確実に高め、誤解の余地のある調査結果を出さないために、調査内容は簡潔にまとめて、わかりやすく答えやすい質問文を使おう。
5年後のネット環境 黒須教授のユーザ工学講義 2004年1月27日 5年後シリーズの最後としてネットの5年後を考えてみたい。ネットの普及は本当に驚異的だった。これほど急速に、多様な使い方がされるようになり、多数の人が利用するようになるとは思っていなかった。もっとも現在…