定量調査の危険性 ニールセン博士のAlertbox 2004年3月1日 数字にこだわりすぎると、ユーザビリティ調査の方向性を見失ってしまう。統計分析に目を奪われるからだが、それらは不正確だったり、偏りがあったり、間違いがあったり、対象が狭すぎたりすることが多いものだ。
ユーザビリティの資格認定制度 黒須教授のユーザ工学講義 2004年2月24日 以前、UPAのWorking Groupで資格認定制度の検討を行った。いいところまで行ったのだが、UPAの理事会の「時期尚早」という判断で頓挫してしまった。しかし、ユーザビリティに関する社会的な認識を…
ターゲットを絞ったEメールニュースレターは効力を発揮し続ける ニールセン博士のAlertbox 2004年2月17日 情報価値が高く、便利で、タイムリーな電子ニュースレターは多くの場合、他のメディアより好まれる。しかし新しい調査では、その内たったの 11% しか、よく読まれていないことがわかった。そのため、レイアウトと流し読みに適した書き方が絶対不可欠だといえる。
オンラインアンケートは簡潔に ニールセン博士のAlertbox 2004年2月2日 回答率を確実に高め、誤解の余地のある調査結果を出さないために、調査内容は簡潔にまとめて、わかりやすく答えやすい質問文を使おう。
5年後のネット環境 黒須教授のユーザ工学講義 2004年1月27日 5年後シリーズの最後としてネットの5年後を考えてみたい。ネットの普及は本当に驚異的だった。これほど急速に、多様な使い方がされるようになり、多数の人が利用するようになるとは思っていなかった。もっとも現在…
Webサイト間の違いはどれくらい大きいか? ニールセン博士のAlertbox 2004年1月19日 競合するウェブサイトのユーザビリティ測定値の平均的な差は 68%だ。これは思ったよりも低いが、各業界ごとのデザインの変遷を考えると、納得できることだ。
5年後のパソコン環境<後編> 黒須教授のユーザ工学講義 2004年1月13日 大きな変化が生じるとしたら、それはむしろサブノートやノートの方だろう。自分の作業環境、それは仕事に限らず、エンターテイメントであってもいいし、個人的な用件であってもいいのだが、それを処理する環境として…
5年後のパソコン環境<前編> 黒須教授のユーザ工学講義 2004年1月5日 10年、30年というオーダーになると将来予測というのはかなり難しい。10年、30年先の技術開発の状態を考えるためには、まず10年前、30年前に技術がどうであったかを考えてみるとよいだろう。10年前、1…
情報洪水から逃れるための10ステップ ニールセン博士のAlertbox 2004年1月5日 優先順位をうまくつけ、仕事の中断を減らし、情報を凝縮して、見つけやすく管理しやすい状態にしておけば、生産性はより向上し、同僚の時間を無駄にすることもなくなる。
2003年 Webデザインの間違い・トップ10 ニールセン博士のAlertbox 2003年12月25日 ミニマリスト・デザインの採用、アーカイブの維持管理、包括的なサービス提供といった面では改善が見られた。しかし、一連の進歩にともなって、それ自体がユーザビリティ上の問題を生んでいる。そのうちのいくつかは、2003 年に目立った間違いとなって現れている。